インスタを上手く活用することで、店舗の集客を効率的に行うことが可能となります。
この記事では、Instagramのアカウント設定でやるべきことをはじめ、ビジネスアカウントの設定方法やメリット、店舗集客を成功させるための具体的な方法などについて解説していきます。
Instagramを活用すると店舗集客が格段に上手くいく
Instagramを活用することで業界問わず、店舗集客が格段と上手くいきます。
現代の若い世代はスマートフォンの普及により商品を購入する際には、Yahoo!やGoogleといった検索エンジンを利用して購入に至るよりも、「Instagram」をはじめとしたSNSで商品を見つけ、情報を集めて購入に至るケースが増えています。
マーケティング戦略を考える上では「Instagram」を使用しないということは、重要な集客ツールを捨てることに繋がりますので利益が少なくなってしまいます。
店舗検索のためにInstagramアカウントの設定でやるべきこと
店舗検索の際に、「アカウントの投稿内容」を多くのユーザーに見てもらうためにアカウント設定でやるべきことがいくつかありますので、以下で解説していきます。
ビジネスアカウント設定
Instagramのビジネスアカウントとは、企業やインフルエンサーとなる人物がInstagramのアカウントを運用する際に使用できるツールの事であり、ビジネスアカウントに切り替えることで「インサイト分析」「広告出稿」などの機能を使用することができます。
ビジネスアカウントへの切り替えは「無料」で行えますので必ず設定するようにしましょう。
ビジネスアカウントに変更するメリット
Instagramのアカウントをビジネスアカウントに変更することで、「詳細なプロフィール設定」「インサイト分析」「広告出稿」などの機能が利用できるというメリットがあります。
プロフィール設定では「住所」「電話番号」「メールアドレス」などの連絡先も掲載できるようになるため、店舗へのアクセス性を高めることが可能です。
インサイト分析では「ユーザーが自分の投稿に対してどのように反応したかという情報」を元に分析を行うことができます。
確認できるインサイトは「イイネ数」「リーチしたアカウント数」「コメント数」「保存数」がありますが、通常のアカウントは「イイネ数」「イイネした人」「コメント」しか見れない仕様になっています。
広告の出稿とは「Instagram広告の出稿」を行える機能になります。
オリジナルのクリエイティブを作成して広告を出せるほか、アカウントの中でエンゲージメントが高かった投稿を広告として出稿することができます。
ビジネスアカウントの設定方法
Instagramでビジネスアカウントに切り替える方法を解説していきます。
ビジネスアカウントに切り替える途中でFacebookのページをリンクさせることも可能です。
今回はFacebookをリンクさせる方法も含んだ内容で解説します。
Instagramでプロフィール画面に移動して、右上の「歯車アイコン」を選択します。
ページが移行したら下部にある「ビジネスプロフィールに切り替える」を選択します。
「Instagramビジネスツール」の画面が表示されたら下部の「次へ」を選択し、次の画面で「Facebookアカウントでログイン」を選択します。
Facebookの管理ページが表示されるので、関連付けたいアカウントを選択します。
「ビジネスプロフィール」の設定画面に移行したら「メールアドレス」「電話番号」「住所」のどれか一つは入力を行い、「完了ボタン」を選択します。
登録が「完了」した旨のメッセージが表示されれば完了です。
プロフィール画面に「連絡する」というボタンが出ているかを必ず確認しておきましょう。
位置情報を作成する
ユーザーの「スポット検索」に対応するために、投稿内容には「位置情報」を付けて発信していく必要があります。
店舗の位置情報を選択すると「Googleマップ」が開き、店舗までの行き方をすぐに調べることが可能なので、ユーザーを呼び込むために活用できます。
また「東京都〇〇区」や「大阪市〇〇区」といった位置情報を掲載することもできます。
- 店舗へのアクセス
- 商品の価格
- 商品の使い方
- 営業日、営業時間
- 空いている時間
などの情報を載せつつ、「クオリティの高い動画や写真」を掲載していくことで、ユーザーの心を掴むことができ、集客を行うことが可能となります。
位置情報を作成する方法
Instagramに追加したい位置情報がない場合には、Facebookの「チェックイン機能」から位置情報を追加することができます。
この記事ではAndroid用のFacebookアプリを使用した場合の追加方法を解説していきます。
- Facebookにログインを行い、「その気持ち、シェアしよう」を選択して遷移したページから「チェックイン」を選択する。
- 「検索」窓に追加したい位置情報の名称を入力し、「新しいスポットを追加」を選択する。
- 追加したい位置情報の「カテゴリ」を選ぶ。
- 「市町村」の入力を行い、目的の場所を選択する。
- 位置情報に住所を追加しておく。
- 地図上の正しい位置にフラグがあるかを確認しておく。
プロフィール情報の充実化
Instagramのアカウントのプロフィールは「店舗情報」がユーザーに分かりやすい内容にしておく必要があります。
- 店舗の概要
- 場所・立地
- 取り扱い商品等
- HPへのリンク等
- 店の特徴や魅力、強みなど
- 外国人の顧客も呼びたい場合には「英語」での記載
- Instagramでの配信内容のコンセプト
上記の内容をシンプルに分かりやすく記載することで、ユーザーの目に留まりやすくなります。
店舗の所在地を記載しておかないと、顧客が来客できなくなりますので必ず記載しておきましょう。
キャンペーン中のクーポンなどのお得な情報をプロフィールに記載することで、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなります。
これまでの投稿の世界観の統一
Instagramで投稿していく内容についてはユーザーから見て、店舗の「入り口」や「顔」になりますので、投稿の「世界観」を統一しておく必要があります。
実店舗の場合でも、外から見える店内の雰囲気や取り扱っている商品などに興味を持って店内に足を踏み入れてくれるお客様が多いのと一緒で、Instagramのアカウントの投稿内容も全体の世界観を統一しておき、訪れたユーザーが継続して投稿内容を見てくれるように運営していかないといけません。
そのため、過去に投稿した内容で世界観が違っているようなクオリティの低い動画や写真は削除しておくのも一つの手です。
興味を持ったユーザーはまずInstagramのプロフィールページを確認します。
その際に表示される過去の投稿の世界観がバラバラであった場合、ユーザーにチグハグな印象を与えてしまい、継続してフォローしてもらうのが難しくなります。
店舗の世界観が上手く伝わっているのか、「トンマナ」を意識した投稿ができているのかを定期的に確認する方が良いでしょう。
instagramで店舗集客を成功させる具体的な方法
Instagramを活用して店舗集客を成功させる具体的な方法について詳しく解説していきます。
エンゲージメントの高い画像・動画の発信
多くの店舗では日々「インスタ映え」を狙ったフォトジェニック、つまり「パッとユーザーの目を引くような見映えの良い写真」を投稿しようとしています。
投稿内容については「クオリティの高い」写真や動画であることは大前提であり、クオリティの低い投稿をしてしまうと、店舗のサービスや商品が素晴らしいものであってもユーザーに伝わらない場合があります。
逆に言えば、「インスタ映え」すれば集客が期待できるといえますので、インスタ映えのする写真を投稿して店舗の「話題性」を生む必要があります。
Instagramのアルゴリズムを完全理解！伸びる仕組みを知って運用に活かそう
継続的な投稿
誰が運営していても「クオリティの高い投稿」は一度はできるものですが、こういった投稿を「継続」してユーザーに届ける必要があります。
一度素晴らしい投稿をできたとしても、その後の更新がなかったり、クオリティの低い投稿が続いてしまうとユーザーに継続的にフォローしてもらえません。
「クオリティの高い投稿」を「一定の頻度」で投稿できるように工夫して運用していきましょう。
ハッシュタグの活用
Instagramの集客を促進させる方法として「ハッシュタグ」を上手に活用していく必要があります。
現代ではYahoo!やGoogleのような検索エンジンではなく、Instagramのハッシュタグ検索を利用して商品を探すユーザーが増えてきています。
「よく使用されるハッシュタグを付ける方法」や「店舗オリジナルのハッシュタグを使用する方法」などもあります。
Instagramでは一つの投稿にいくつかのハッシュタグを付けることができるので、検索されやすいハッシュタグと投稿が流されにくいハッシュタグの両方を設定しておくと良いでしょう。
Instagramのハッシュタグ（＃）完全攻略！効果的な付け方とは？
店舗オリジナルのハッシュタグを付ける
先程も少し触れましたが店舗オリジナルのハッシュタグを作っておくことで、ユーザーの検索性が向上し、店舗のInstagramアカウントを見つけてもらえる確率が高くなります。
またオリジナルのハッシュタグを作る際には「店舗名」「地域名」「看板商品名」などを組み合わせて作ると効果的です。
店舗名と地域名を組み合わせる場合では「#〇〇ショップ東京」「#〇〇カフェ大阪」などのようにしておくと、ユーザーが店舗を特定しやすくなります。
店舗に来てくれたお客さまにもハッシュタグを付けてInstagramへの投稿をして頂けるように促すと、さらに拡散されて「2次拡散」を期待できます。
大き過ぎずマイナー過ぎないハッシュタグを設定する
ハッシュタグをつける際には大き過ぎずマイナー過ぎないハッシュタグを設定する必要があります。
例えば、「#レストラン」というハッシュタグの場合では投稿数が累計で141万件になりますが、投稿数が多すぎると自分のアカウントの投稿は他の投稿と紛れてしまい、流れてしまう危険性があります。
少しマイナーなハッシュタグで投稿を行うか、投稿が流れにくく、かつ検索されやすいハッシュタグを設定する必要があります。
店舗でInstagramへアクセスできるようにする
（自社の店舗をインスタグラムで話題にして集客成功させるコツ (find-model.jp) より引用）
Instagramから店舗について知ってもらうケースが多いとは思いますが、店舗に来てくれたお客様に「Instagramのアカウント」を知ってもらうことも重要となります。
店舗に来てくれたお客様にInstagramのアカウントを知らせるためには、「アカウントのQRやネームタグ」をテーブルに置いたり、レジ会計時に「クーポンなども定期的に配布していますのでフォローしてください」とお知らせしていくことも重要です。
Instagramのアカウントをフォローして頂ければ、お客様に店舗の情報を配信できるため、再び来店を促すことができ、リピーターを獲得することができるようになります。
店内をフォトジェニックにする
ここ最近の傾向としてTVコマーシャルよりも口コミを重要視するユーザーが増えてきています。
Instagramにおいても「店舗公式」の投稿よりも「ユーザーがフォローしている知人」の投稿の方が影響力を与えるということが分かってきました。
提供しているメニューやサービスの見た目を良くする（お洒落にする）、店舗内にフォットスポットを設置するなどを行い、Instagramにユーザー自ら写真を投稿してもらえるように工夫していきましょう。
キャンペーンの実施
一度アカウントをフォローしてもらえても、お得な情報などユーザーにとってメリットのある情報を配信しなければ、最終的にユーザーが離れていってしまいます。
写真や動画では「店舗の世界観」「オシャレ感」「面白さ」を伝えることができますが、最も効果的といえるのが「キャンペーン」の実施や告知などになります。
Instagramの投稿からクーポンを配布するなどの投稿もユーザーを逃がすことなく、集客に繋げることができるといえるでしょう。
コメントなどでのやり取り
Instagramの投稿に対してユーザーがコメントをしてくれた場合には、丁寧に対応するようにしましょう。
店舗でも来店されたお客様に対して丁寧な接客を行いますが、それと同じでInstagram上でも丁寧に対応することで顧客満足度が向上し、そのやりとりを見た他のユーザーの悩みも解決できる場合があります。
逆に「クレーム」などの投稿は真摯に向き合い回答することで、店舗サービスの向上に活かせるだけでなく、顧客満足度も向上させることができます。
インフルエンサーマーケティングの実施
インフルエンサーマーケティングとは、有名な人気インスタグラマーを店舗に招待し、写真や動画を投稿してもらって店舗のPRを行ってもらう戦略のことをいいます。
CMや新聞広告などに比べて以下のメリットがあります。
①狙ったターゲットに情報が届くようになる。
②口コミで広く話題になる確率が高くなる。
③顔が分かる人・人気のある人が発信するので訴求力が高くなる。
インスタグラマーを呼ぶ際には、フォロワー数ではなくエンゲージメントから対象を選定しましょう。
その他にも人気ユーチューバーなども効果的であるといえます。
インフルエンサーマーケティングとは？気を付けるべき点やメリット、デメリットまで
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実は、Facebook社よりInstagramで使用できるMessenger APIのアップデートを発表されました！（2020/10/19）
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