webマーケティングを行なっていて、このように感じた経験はありませんか？
- メルマガやSNSなどの試作を実施するのに時間がかかってしまう
- マーケティング作業の中でも、自動化できるものは自動化したい
そこでおすすめしたいのが、「MAツール」の導入になります。MAツールを使えば、マーケティングの効率化や、最適化が実現できますよ。
こちらの記事では、以下のような内容についてご紹介していきます。
- MAツールについて
- MAツールの導入に必要な予算と詳細
- MAツールを上手に活用するポイント
こちらの記事を読んで、効率よく見込み顧害を増やして、売り上げUPを目指していきましょう。
MAツールとは
MA (Marketing Automation) ツールとは、直訳すると「マーケティング自動化ツール」であり、以下のような機能を搭載しています。
最近は、オンラインでのマーケティング施策も多岐に渡っており、見込み顧客を増やしやすくなった一方で、以下のような課題も生じるようになりました。
- 見込み顧客のデータ管理が複雑化
- SNS動画サイト、自社ブログなど多くの
- メディアを管理するための人件費、コストの増加
- 業務負担の増加
このような課題を解決するために使えるのが、MAツールになります。
MAツールを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
- マーケティング活動の自動化、効率向上
- 顧客データの管理を簡易化、共有可能に
- 業務効率化
このように、MAツールの様々な機能を使えば、マーケティングをより最適化した上で、スムーズに行えるようになります。
MAツールで出来ること
MAツールを導入することで、具体的には以下のようなことができます。
- リード(見込み顧客)の情報管理やスコアリング(確度の高さを、行動データを元に数値化する)
- メールの自動配信機能
- 流入経路の分析
スコアリングとは、見込み顧客の関心の度合をふるい分けするための機能であり、見込み顧客の行動に応じて、点数を付けていくことで、見込み顧客の関心度を数値化して定量化できます。
マーケティングにおける、「リードクオリフィケーション」で非常に有用です。
リードクオリフィケーションに関しては、詳しくは以下のリンク先をご参照ください。
リードクオリフィケーションとは？概念から効果的な方法までを解説 – HummingBird
また、メールの自動配信機能を使えば、見込み顧客の関心度に応じてメールを送り分ける「ステップメール」の配信もできます。
顧客に応じた販促活動が行なえるため、興味を引き出したり、企業に親近感を持ってもらえます。
このように、MAツールを使えば顧客に合わせた営業活動であり、見込み顧客の関心をより引き出せる、一人一人に最適化された「one to one マーケティング」ができます。
one to oneマーケティングに関しては以下の記事をご覧ください。
one to oneマーケティングとは？具体的な実践方法から成功事例まで – Hummingbird
MAツールに掛かる費用の種類と相場
MAツールを導入するためには、大きく分けて以下の4種類の費用が必要となります。
- 初期費用
- ツールの利用料金
- コンテンツ作成費
- 運用のコンサルティング期用
それでは、それぞれがどのような費用なのか、また、相場がいくら程度なのかを各項目で詳しくご説明していきます。
初期費用
最初に必要になってくるのが、初期費用です。
MAツールを導入する際には、最初にまとめて支払いが必要な資金と、毎月いくらと決まった金額支払う月額費用の2種に分けられます。
そのうち、初期費用とは、以下のようなことを行なうために必要になります。
- ツール自体の購入に必要な費用
- ツールを使用できる環境の構築
- ツールの初期設定
ツールを購入する費用の目安はまちまちで、無料のものから数十万円必要なものもあります。最もポピュラーなのは、5〜20万円の間でしょう。
それに加えて、ツールによって環境構築や初期設定の費用が加算されます。
基本的には、高いものの方が多彩な機能が備わっているケースが多いです。そのため、初期費用を踏まえた上で、自社に見合ったツールを選んでいく必要があります。
漏れがちなシステム改修費
上記の初期費用に加えて、システム改修費が必要になる可能性もあります。
システム改修費とは、MAツールを自社に導入するために、既に導入されている以下のようなツールと連携を行えるようにするために必要な費用です。
- CRM
- SFA(営業活動自動化システム)
- 社内基幹システム
CRMについては、詳しくは以下の記事をご覧ください。
crmとは？基本からメリット、具体的な活用方法まで – Hummingbird
各種ツール同士を連携をすることで、MAツールを更に効率良く使えるようになります。一方で、そのための作業費や人的コストが必要になります。
このように、社内に導入されている他ツールとの連携を行いたい場合は、その分コストがかかってくるため注意が必要です。
ツールの利用料
また、初期費用に加えて、毎月の利用料金が必要なツールもあります。
ランニングコストと呼ばれるもので、ツールの保守や運用などに必要となるお金になります。具体的な金額の目安としては、安いもので数万円～高くて数十万円程度です。
そのため、MAツールを選定する際は、月額料金と初期費用の2つを加味した上で、まずは選定を行なっていくようにしましょう。
運用のコンサルティング費用
また導入してからMAツールがうまく運用できない場合に、サポートしてもらうための運用コンサルティング費用が必要になる場合があります。
運用コンサルティングには、以下のようなメリットがあります。
- MAツールの機能の使い方をサポートしてもらえる
- シナリオ設計など、マーケティングを手助けしてもらえる
予算の目安としては、毎月数万円から高くて数十万円程度になります。そのため、MAツールに慣れるまで、何ヶ月間、と決めた上での導入がおすすめです。
このように、運用コンサルタントを利用することで、MAツールをマスターしやすくなります。
コンテンツの制作費用
コンテンツを作成するための費用も自社でコンテンツ作成を行なわない場合必要になってきます。
コンテンツとは、以下のようなものが例として挙げられます。
- 動画
- 宣材(広告、チラシ、パンフレット、ホワイトペーパーなど)
- 社内HPのブログ、コラム更新
上記のコンテンツに関する有識者が社内におらず、外注をしなければならない場合、コンテンツの内容によりますが数万円から、高くて50万円程度の予算が必要になるケースもあります。
このように、コンテンツを自社で作れない場合は外注費用もかかることを視野に入れておくようにして下さい。
MAツールの導入の際のポイント
それでは、MAツールを導入する際に押さえておきたいポイントをいくつか紹介していきます。
こちらの項目を参考に、自社に合ったMAツールを導入して、上手に活用して下さい。
機能過多にならないように気を付ける
機能が多すぎないMAツールを選ぶのは1つのポイントです。
MAツールは多くの種類があり、金額に応じて多くの機能が搭載されています。
そのため、自社で使いたい機能は何か、どのような目的で利用したいかを明確化した上で、自社に適したMAツールを選ばないと、高いお金を払っても無駄になってしまいます。
そのため、MAツールを選定する際は、まず社内で運用方法を明確化して、欲しい機能をリストアップした上で、可能ならトライアルをして、自社に適しているかを確認するようにしましょう。
自社のシステムにマッチしているか
また、MAツールが自社のミステムにマッチしているかも確認しておきたいポイントです。MAツールが自社のシステムとマッチしていれば、以下のようなメリットを受けられます。
- システム改修費を削減できる
- ツールとシステムの連携がスムーズにできるようになる
MAツールと自社システムを連携させることで、以下のようなメリットを得られます。
- DBとの連携で、データの蓄積、共有、分析がよりスムーズにできるようになる
- CRM(顧客関係管理システム)との連携で、営業とマーケティングの部門間の連携を強めることができる
- SFAとの連携で、営業側で見込み顧客の状態を把握し、動けるようになる
このように、自社の既存システムとMAツールがマッチしていることで、よりMAツールが他システムの性能を引き出せるようになり、業務効率化に繋げられるため、マッチしているかは押さえておきたいポイントです。
MAツールの導入に掛かる期間
MAツールの導入に必要な期間は、どのようなツールを導入し、どんな機能を使いたいかによって変わってきます。
例えば、以下の程度であれば、1ヶ月程度で導入可能です。
- お問い合わせフォームなど、新規フォームの設置
- メール送信の自動化
一方で、以下のようなことをしようとすると、要件が増えてしまうため、比例して導入期間も伸びてしまいます。
- プッシュ通知機能の追加
- SNSとの連携
- チャットボットの導入
導入の期間が伸びれば伸びるほど、稼動でにかかる準備費用もかさんでいきます。
このように、導入したい機能の規模に比例して、本格導入までに必要な期間も延びていきます。