LINE公式アカウントの正規代理店になることで、公式サイトに掲載して頂けるだけでなく、企業としての信用度も上がり、新規クライアントの獲得にも繋がります。
この記事では、代理店になることのメリットをはじめ、代理店に登録されるための方法を解説していきます。
LINE公式アカウントとは
LINE公式アカウントとは、コミュニケーションアプリである「LINE」上で、企業や店舗が専用のアカウントを作り、友だち(ユーザー)に対してダイレクトに情報を送ることのできるサービスのことをいいます。
大手企業向けの「LINE公式アカウント」と、中小企業向けの「LINE @」の2種類に分かれていましたが、今現在は「LINE公式アカウント」に統一されています。
LINE公式アカウントは2021年時点で300万件以上のアカウントが開設されています。
LINE公式アカウントの正規代理店とは
LINE公式アカウントの正規代理店とは、「LINE公式アカウント」を運用するLINE Pay株式会社に認定されたパートナーのことを意味しています。
「正規代理店」として認定されるには、以下の3つの条件を満たすことが必要になります。
①法人企業であること
②反社会的勢力、LINEの信用を害する法人または個人でないこと
③広告事業を拡大する事業計画があること
注意点としては、申請すれば必ず正規代理店になれるわけでなく、審査に落ちることもあります。
審査基準は公開されていませんが、過去の販売実績や経営体制、サポート体制などで判断される可能性が高いです。
審査が通れば、1カ月前後で正規代理店としてのサービスを利用できるようになります。
正規代理店になる条件
先程も説明しましたが、LINE公式アカウントの「正規代理店」になるための条件は以下の通りです。
①法人企業であること
②反社会的勢力、LINEの信用を害する法人または個人でないこと
③広告事業を拡大する事業計画があること
つまり、正規代理店は「個人事業」では登録して頂けません。
また、「今後の広告事業の拡大」が基準に入っている点についても注意が必要です。
LINE公式アカウントの正規代理店一覧
LINE公式アカウントの正規代理店には、「ゴールドパートナー」「シルバーパートナー」「ブロンズパートナー」「一般パートナー」の4つのランクがあります。
その中でも、最上級ランクである「ゴールドパートナー」に登録されている企業をいくつかご紹介いたします。
①GMOコマース株式会社
(LINE公式アカウント正規代理店ゴールドパートナー – GMOコマース株式会社 (gmo-c.jp) より引用)
大手GMOグループの正規代理店になります。
最大手でありますが、LINE公式アカウントの代理店の中でも、月額は非常にリーズナブルとなっているだけでなく、サポート内容も充実しています。
初期費用や更新料が少し高額ではありますので、中小企業以上の規模の企業向けであるといえるでしょう。
現在、実績NO1の代理店であり、LINE公式アカウントの開設をはじめ、メッセージ配信やページの更新、毎月の改善まで、総合的に依頼することができます。
初期費用 |
54,000~72,000円程度 |
契約期間 |
12カ月 |
月額料金 |
2,500~35,000円程度 |
更新料など |
54,000~72,000円程度 |
②株式会社クラブネッツ
(LINE公式アカウント 株式会社クラブネッツ (clubnets.jp) より引用)
クラブネッツは飲食店や物販店、サービス業などで、2,000店舗以上にサービスを提供している正規代理店です。
利用しているクライアントにはチェーン店、商業施設、メーカー、官公庁などがあり、豊富な実績が強みの代理店です。
③株式会社EPARK
(株式会社 EPARKメディアパートナーズ | LINE公式アカウント より引用)
アカウントの開設、運用代行や使用のサポートに至るまで行って頂ける正規代理店です。
内容を詳しく解説していくと、ページの作成・更新、クーポン画像の作成、メッセージの配信、メルマガ原稿の修正など、LINE公式アカウントの運営に関わるあらゆる業務を依頼できます。
④LINE Marketing Partners株式会社
(LINE Marketing Partners株式会社 (linemp-corp.com) より引用)
LINE Marketing Partnersは、「サポート体制」に特化したLINE公式アカウントの正規代理店の1つです。
アカウントの開設・運用、分析や提案などのLINE公式アカウントの運用に関わる内容を提案してくれます。
LINE株式会社の関連企業であるため、「安心感」のある企業といえるでしょう。
その他の有名な正規代理店も一部ご紹介していきます。
①株式会社旭広告社
横浜にある総合広告代理店であり、電柱広告や交通広告をはじめ、Web広告など幅広く取り扱っている企業です。
「訪問サービス」という珍しい特徴があります。
初期費用 |
10,000~30,000円程度 |
契約期間 |
6カ月 |
月額料金 |
0~30,000円 |
更新料など |
なし |
②株式会社ブレイクスルー
企画・制作・運営・デザインワーク等をサポートしてくれる企業になります。
LINE公式アカウントの導入~運営までをサポートしてくれるだけでなく、活用セミナーも積極的に行っています。
初期費用 |
お問い合わせ |
契約期間 |
お問い合わせ |
月額料金 |
10,000円~ |
更新料など |
お問い合わせ |
③株式会社プランニングA
福島県で唯一、LINE公式アカウントの正規代理店の認証を受けている企業です。
Web制作をはじめ、デザイン関連、イベント企画、メディアプランニング等のサポートを行っています。
LINE公式アカウントの運用サポートだけでなく、限定マニュアルの準備や改善案の提案も行っています。
④株式会社アド・リード
店舗、イベント、ブライダルに関するプロデュースやHPの作成などをアシストする企業です。
LINE公式アカウントの正規代理店としては、「リピーターの確保」を得意とした代理店となっています。
初期費用 |
30,000円 |
契約期間 |
1カ月ごとの自動更新 |
月額料金 |
ゴールドサポート:10,000円 プラチナサポート:25,000円 |
更新料など |
お問い合わせ |
LINE公式アカウントの正規代理店になる方法
LINE公式アカウントの正規代理店になるためには、「店舗向けパートナー」の申し込みが必要です。
申請の流れは以下の通りになります。
①お問い合わせ(新規パートナーのお申込み)
②LINE株式会社で所定の審査
③面接・必要書類の準備
④契約締結
「新規パートナー」の申し込みは、フォームに必要事項を記入して送信する形式になっています。
また、申し込みから契約締結までは最低でも3週間程度かかります。
LINE公式アカウントの正規代理店になるメリット
LINE公式アカウントの正規代理店のメリットは以下の3点になります。
詳しく解説していきます。
担当者から最新ノウハウを貰える
LINE公式アカウントの正規代理店には「担当者」がつく形式を取っているため、クライアントのサポートに必要になる知識や情報を教えて頂けます。
売上獲得のためのサポートを受けることができるだけでなく、LINE公式アカウントに関する最新のノウハウも得ることができます。
ホームページに掲載される
LINE公式アカウントの正規代理店になりますと、「公式サイトに自社を店舗向けパートナーとして掲載」してもらえます。
LINE公式アカウントの運用代行・サポートを行っている企業を探しているクライアントは、必ず公式サイトを確認しているため、自社の存在を知って頂けるきっかけになります。
信頼度が向上する
LINE公式アカウントの正規代理店になるためには、LINE株式会社の審査に通る必要があるため、「正規代理店」に登録されているだけで信用度が向上します。
また、LINE社が認定したロゴでの明記が可能なため、新規クライアントの開拓に繋がりやすくなります。
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