LINEでリード獲得が出来る?見込み顧客を増やし、育成するには?

LINEでリード獲得が出来る?見込み顧客を増やし、育成するには?

リードとは「見込み客」のことであり、LINE上でリードを獲得することが収益増加に繋がっていきます。

この記事では、LINEの販促機能の内容から具体的にLINEを活用したリードの獲得方法や育成などについて詳しく解説していきます。

目次

LINEのリード獲得は出来るのか?

LINE上でリード獲得を行うことは可能であるといえます。

理由としては、LINE20203月時点で約8400万人以上が利用している国民的なアプリであるため、公式アカウントの友だち数を増やしていくことができるからです。

LINEでは、「リード獲得」=「友だち数の増加」のことを指しています。  

LINEのリードとは?

「リード」は「見込み客」という意味であり、LINE上での意味は公式アカウントの「友だち数」になります。

LINEの公式アカウントで友だち数が増えていかないと、魅力的な内容のサービスやメッセージを送ったところで、顧客数や売上が増えることはありません。

友だち数が増えることで、販促メッセージを送ることができ、「見込み客」に対してアピールすることが可能となります。  

LINEは販促機能が揃っている

  LINEでは下記の集客機能が備わっており、使い方次第ではリードに対して効果的にアピールすることができます。

メッセージ配信

公式アカウントの友だちになっているアカウントに対して、販促メッセージを送ることができます。

販促メッセージも下記の種類があり、用途に合わせて利用することができます。

・通常メッセージ

メッセージ、スタンプ、リッチメッセージなどの3種類のメッセージを配信することができます。

・リッチメッセージ

画像・テキストなどの情報を一つの画像にまとめたメッセージのことをいいます。

・リッチビデオメッセージ

自動再生される動画をメッセージとして送ることをいいます。 動画自体にリンクを設置する機能も利用できます。

・自動応答メッセージ

友だちから送信されてきたメッセージに対して、予め設定しておいた内容のメッセージを自動で返信する機能のことをいいます。

3つの種類があり、「自動応答機能」ではランダムにメッセージが送信され、「キーワード応答機能」ではユーザーが話しかけた内容について、定められたメッセージを完全一致で送信します。

「シンプルQA機能」ではユーザーが話しかけた内容について、「カテゴリ」で判別を行い、定められたメッセージを自動で送ることができます。

LINEチャット機能

ユーザーと11でのトークやグループチャットができる機能のことをいいます。

プランの制限もなく、無料で利用できる機能です。

・セグメントメッセージ

性別・年代・居住地・友だち期間などのユーザーの情報や属性に合わせた内容のメッセージを送る配信機能のことをいいます。

・通知メッセージ

LINEに登録されているアカウントの電話番号と企業のデータベースにある顧客の番号がマッチングした場合に、友だち登録されていなくてもメッセージを送ることのできる機能のことをいいます。

LINE通知メッセージとは?活用用途や仕組みを徹底解説

プロフィール関係

 

LINE上でのプロフィール情報などもユーザーに対してアピールできる大切な項目となっています。 以下が記載可能なプロフィールの内容となります。

  • 企業名
  • テキストメッセージ
  • フォロワー数
  • アカウントID(表示するかを選択できます)
  • ボタン設置トーク、通話、位置情報、クーポン、ショップカード、サービスページ、予約ページなど。
  • 写真とテキスト(商品を紹介できる)
  • 最新コンテンツ等

 

タイムライン投稿の機能

タイムライン上に情報を投稿できる機能で、ユーザーからコメントやイイネをもらえるため、SNSの感覚に近い機能といえます。 タイムラインには2種類のタブが利用できます。

  • タイムラインタブ自分や友だち、公式アカウントが投稿した内容を閲覧できる機能。
  • ディスカバータブタイムラインの投稿が動画・画像で一覧表示される機能。

 

LINEコール

企業の公式アカウントと無料で通話できる機能のことをいいます。

通話だけでなく、ビデオ通話も可能となっています。 LINEコールを設定しておくことで、ユーザーからの緊急の連絡やチャットでは伝えることが難しい内容の問い合わせに対応できます。  

分析ページ

分析ページでは、友だち・プロフィール・メッセージ配信数・チャット・タイムライン・メッセージ・ショップカード開封率などの情報の数字を確認することができる機能になります。

アカウント利用状況の把握のために使用できる「統計情報」や「グラフ」、「数字」などを確認できます。 これらの情報をニーズの把握に活かすことができます。 開封率・クリック率・ターゲットリーチ数・ブロック数・友だち追加経路などの情報は特に確認しておくべき情報であるといえます。  

規模に合わせた料金プランも

LINE公式アカウントは個人向け~大企業向けまでの3つのプランが選択でき、事業の規模に合ったプランで利用が可能となります。 以下の表で詳しく紹介します。  

  フリープラン ライトプラン スタンダードプラン
月額固定費用 無料 5000 15000
無料メッセージ数 1000 15000 45000
追加メッセージ料金 不可 5 1.13

  【企業向け】ビジネスでLINEを利用する際の料金とは?プランごとの詳細も解説 

LINE公式アカウントの友だちを増やす方法

集客を増やしていくためには、LINE公式アカウントの友だちの数を増やしていく必要がありますが、友だち数を増やすためにはいくつかの方法があります。  

自社メディアの活用

なるべく多くの人の目に触れる場所にLINE公式アカウントのQRコードであったり、URLを設置しておくと効果的です。

自社のWEBサイトに掲載しておく方法が最も効果的であるといえます。

そもそも、企業のWEBサイトを見ている時点で、その企業に対して興味があることが分かりますし、その時点で「見込み客」である可能性が高いといえます。

そのため、公式アカウントの友だち登録をして、最新の情報やお得な情報を貰いたいと考えるユーザーが多いと予想されます。  

SNSの活用

SNSに公式アカウントのQRコードやURLを掲載しておく方法も、多くの人の目に触れる方法であるといえます。

FacebookInstagramTwitterなどのSNSには拡散されやすいというメリットがあり、使い方次第では友だち数が大幅に増加することもあります。  

友だち追加キャンペーンを行う

LINEを利用しているユーザーにとって、友だち登録すること自体が面倒と感じている場合が多く、追加するかどうかについては大きな壁があるといえます。

そこで友だち追加を行うと貰える「限定クーポン」であったり、何かのサービスや特典を提供することで、友だち登録をして頂けるように促す方法があります。  

LINE広告

有料ではありますが、LINE広告を利用する方法もあります。

LINE広告では、自社サービスのターゲット層に絞って広告を表示させることができます。 顧客であるユーザーに類似したオーディエンスを作成し、効率的な広告配信が可能となります。  

LINE広告でリード獲得した事例

笹川スポーツ財団は、「誰でも・どこでも・いつでも」スポーツに親しみ、スポーツを通じてより良い生活環境が形成され、誰もが幸福を感じられる社会づくり「Sport for Everyone社会」の実現を目指している公益財団法人です。

笹川スポーツ財団は、LINECPF広告(友だち追加広告)を行うため、チャットボットのhachidoriを導入しました。

インタビュー内容はこちら

hachidoriを使った施策内容ですが、大きく二つあります。 

①友だち登録時に居住地などを聞くアンケートの構築

イメージマップ機能を活用して、国内の1791ある自治会から住まいの地域を登録できるようになりました。

②参加報告の仕組みの構築

リッチメニューを活用して、うちチャレへ参加報告を行うとスタンプカードにスタンプが押される仕組みにし、進歩が見えるようにしたため、参加者のモチベーションを高めることができています。

結果として、1カ月でCPF100円、友だち登録数も先行して実施した10月の10倍以上となり、目標を達成できました。

hachidoriを選んだ理由ですが、「うちチャレ」にどのような方が実際に参加されるのかを把握・分析をしたいと考え、さらに個々人とのインタラクティブなコミュニケーションができないかとLINE本社に相談したところ、「hachidoriさん」に相談したらいいですよと紹介されたからです。

打ち合わせを重ねる中で、hachidoriさんなら希望を実現して頂けると確信したからといいます。  

メルマガなどのMAツールの活用

MAとは、「マーケティングオートメーション」のことであり、LINE上でのMAツールの活用も非常に効果があることが証明されています。

今まではメールで日常のコミュニケーションを行っていた人が多かったですが、時代と共にSNSLINEなどのアプリへと移行してきました。

LINEの強みを活かした MAのツールにも、「ミコクラウド」や「Liny」などのいくつかの種類がありますので、用途に合わせたツールを選択すると良いでしょう。  

LINE友だち追加後の育成も大切

友だち追加後も段階的にメッセージを配信して、購買意欲を徐々に高めていく必要があります。

セグメント機能を利用すれば、友だちの属性情報に合わせたセグメント配信が可能となるため、それぞれのユーザーに合った内容の配信を行うことができます。  

CRMが非常に重要

CRMとは、Customer Relationship Managementを略した言葉であり、「顧客管理」を意味している言葉になります。

LINECRMを活用することで、幅広い「サービス」や「顧客体験」を提供できるようになり、売上の増加に繋がっている企業も多く存在しています。

LINE上で友だち追加を簡単に獲得できたとしても、こういったCRM戦略で顧客に対する体験を提供できていないと、すぐに公式アカウントをブロックされてしまうため、非常に重要な項目となってきます。

LINEをCRMに活用すべき理由と、活用事例などを全て解説 

LINEでリード獲得後に成功した事例

  株式会社わかさ生活は健康食品の研究開発・商品企画・販売を行っている企業です。

わかさ生活はLINE公式アカウントの活用に力を入れ、「hachidori」というチャットボットと有人チャットを導入しました。

今現在、公式アカウントのトーク画面にて、シナリオを用いたリッチメニューをWEBコンテンツのように見せることで、毎月の最新情報や旬な情報をいち早くユーザーに知らせることができています。

その他にも、「自分に向いている商品はどれだろう?」、 「自分にはどの商品が良いのだろう?」という健康上のお悩みを抱えたお客様からの問い合わせにも対応できるように、チャットボットの「よくある質問」の対応、有人オペレーターによる「LINE相談」を行っており、顧客満足度の向上を目指しています。

結果として、リッチメニューのタップ数は約1.3倍、リッチメニューからの売上は約2倍になっています。

わかさ生活が「hachidori」を選んだ理由ですが、他社よりも「コストの低い」からです。

加えて修正対応や相談等、 hachidoriの担当者は非常に親身になって対応して頂ける点も非常に良かったと言われています。 その他にも、リッチメニューのタップ部分が20箇所まで設定できるため、会社が希望する使い方に合っていたの点もポイントが高いと感じています。

わかさ生活へのインタビュー記事はこちら

LINEを使ったリード獲得をご検討なら

LINEを本格的にビジネスに活用するために、ぜひチャットボットの導入もご検討ください。 チャットボットとは?

弊社hachidoriが提供するチャットボットツール「hachidori」では、ノンプログラミングで開発し、月額50,000円~の運用が可能となっています。

特徴としては、

  • 国内初のチャットボットベンダーとして、7,000を超える開発実績&ノウハウ
  • 有人チャット機能やAIを活用したフリーワード対応も可能
  • LINE社の公式パートナーだからこそ提供できる機能多数

などといった特徴を持っています。

豊富な活用事例や、どんな機能を実装できるのかをまとめていますので、まずはこちらの資料をダウンロードしてみてください。

チャットボット開発ツールhachidoriの資料イメージ

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる