LINE公式アカウントでメッセージ機能は知っているものの、このように思ったことはありませんか?
- LINE公式アカウントのメッセージ送信方法がわからない
- LINE公式アカウントでメッセージを送信するにはいくらくらいかかっているのか気になる
- LINE公式アカウントのメッセージについてのテクニックを知りたい
そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます。
- LINE公式アカウント及びメッセージについて
- メッセージを送信する際にかかる費用
- LINE公式アカウントのメッセージの反応を伸ばすコツ
こちらの記事を読んで、LINE公式アカウントからのメッセージ機能を導入してみませんか?
LINE公式アカウントとは
LINE公式アカウントとは、「身近な人とLINEで日常的に会話する感覚の気軽さで、企業や店舗とユーザーとがコミュニケーションをとれるツール」になります。
友達登録してくれた相手に対してメッセージの送信が可能であるため、企業やサービスの知名度の向上や、好感度の向上といった恩恵を受けられます。
【LINEのパートナーが解説】LINE公式アカウントの効果的な運用方法とは?
LINE公式アカウントのメッセージ配信とは
LINE公式アカウントにはメッセージ配信とは、上記でも上げた通りで「友達に対して公式アカウント側から友達登録してくれている相手に対して、メッセージの送信を行う機能」になります。
LINE公式アカウントの知名度や友達登録を継続してもらえるかどうかは、このメッセージ配信機能によって送信されてくるメッセージの内容などによって決まってきます。
そのため、非常に重要かつ拘るべきポイントと言えるでしょう。
メッセージの配信方法と種類
メッセージ配信の方法は、通常のLINEと異なり「LINE Business ID」と呼ばれるアプリを用いて行う必要があります。
また、送信可能なメッセージの種類にもいくつかあるため、こちらで詳しくご紹介していきます。
メッセージの作成と配信
メッセージの作成は以下のような手順で進めていきます。
1.メッセージの作成画面への遷移
LINE Business ID にログインし、画面を開くと以下のようなホーム画面が表示されます。
ホーム画面の「メッセージ配信」→「メッセージの作成」へと移行します。
2.配信先、日時の決定
メッセージを誰に送信するか、いつ送信するかを設定します。
送信先は、以下のような条件を指定可能です。
- 友達になってからの期間
- 性別
- 年齢層
- 利用しているOS (Android or iphone)
- 地域
また、配信日時を設定した上で次の手順で「送信」を押すと、
予約投稿(設定した時間に投稿)ができます。
3.配信メッセージの作成
次項で説明するメッセージの種類を選択して、メッセージを作成します。
あとは「下書き保存」「送信」を押せば完了です。
メッセージの種類
また、作成可能なメッセージにも大きく分けて、2種類のものがあります。
それぞれの特徴についてみていきましょう。
通常メッセージ
通常メッセージでは、以下のような機能が使用可能です。基本的に通常のLINEアカウントでも利用可能な機能になります。
- 文章
- スタンプ
- 画像、動画
- クーポン
- ボイスメッセージ
- リサーチ(投票機能、アンケート機能など)
これらの機能を有効活用して、ユーザーの関心を引くようなメッセージを送信するのがLINE公式アカウントの基本的な運用方法になります。
リッチメッセージ
リッチメッセージとは、送信した画像をクリックすると特定のページを開ける、リンクを繋げられる画像になります。
例えば、こちらはアサヒビールさんのアカウントになります。
以下の画像の赤四角内をクリックしてみると…。
このように、別のページに遷移ができる仕組みになっているんです!
上記の例は1枚の画像→1つのリンク先という形式ですが、1つの画像をいくつかに分割した上でそれぞれ別のリンクに繋げるというスタイルも取れます。
上の画像がリッチメッセージの分割法のテンプレートになります。
1枚の画像を最大6分割してそれぞれに別の画像を掲載する、テキストや背景色を設定することが可能です。
【画像引用、参考】
リッチメッセージ | LINE for Business
このように、リッチメッセージは画像と文章を合体させたメッセージになります。
テンプレート内に興味を引くような画像や情報を掲載して、クリックしてもらうようにする。
そのうえで、 商品やサービス・イベントなどに関心を持ってもらえるようにするのがポイントです。
メッセージ配信の料金とは
それでは、上記のようなメッセージ配信を行うためにはいくらくらいの金額が必要になってくるのでしょうか。
具体的な金額の内訳について見ていきましょう。
メッセージは3吹き出しまでが1通になる
金額についての紹介の前に、一つ注意するべき点があります。
LINE公式アカウントでメッセージを送る際には、吹き出し3つ=1つのメッセージとしてカウントされます。
1つのメッセージ=1つの吹き出し、だと思いがちですがそれは間違いですので注意しましょう。
メッセージ通数のカウント
メッセージ通数は以下のような計算式でカウントされます。
メッセージ通数=メッセージ回数×送信した友達の数
そのため、メッセージを送信する人数が多ければ多いほど、回数が多ければ多いほど総数も多くなり、以降で説明するプランも変わってきます。
3つのプランによって料金設定が異なる
プランには大きく分けて以下の3種類があります。
- フリープラン
- ライトプラン
- スタンダードプラン
フリープランは無料で送れるメッセージ数が限られているものの、お試しに最適です。
小規模なサービスなどであればライトプランを使うのが良いでしょう。
ただし、追加でメッセージを送信する際に必要な費用が高いため、送信するメッセージ数が事前に多くなる見込みならスタンダードプランの選択をお勧めします。
【画像引用】
メッセージ配信のコツ|開封率を高める工夫や企業事例 | LINE for Business
【企業向け】ビジネスでLINEを利用する際の料金とは?プランごとの詳細も解説
配信効果を高めるコツ
それでは、LINEのメッセージの配信効果を高くするためにはどのような工夫をした投稿をしていくとよいでしょうか。
気を付けるべきポイントについていくつか実際に上手にLINEを活用している企業アカウントの投稿と併せて紹介していくので、ぜひともこちらを参考にしてよりよい投稿ができるようにブラッシュアップしていっちゃいましょう!
配信頻度は月に数回程度
最初に、配信頻度に気を付けるようにしましょう。
配信頻度が多すぎるとユーザーに「しつこい」「宣伝がうるさい」といった悪印象を与えてしまいます。一方で、配信頻度が少なすぎるとアカウントの存在自体を忘れられてしまいます。
そのため、”適度”な配信頻度を心がける必要があるのです。
具体的には、1週間に1回や月に何回、と決めて送信するのがおすすめの方法になります。
このように、しつこすぎてブロックされないように適度な送信頻度でメッセージを送信するようにしましょう。
ユーザーの生活に合わせた配信時間・曜日
また、公式アカウントの友達登録をしてくれているユーザーが、どのような生活をしているかをサービスを元に、自分のサービスのニーズにマッチした時間にメッセージを送信するのがおすすめです。
例えば、以下のようなイメージです。
・食事系→10時から12時、16時から18時(ご飯前の時間)
・ファッション・美容→12時台、20時台(女性が昼休みや仕事終わりに目にする)
このように、自社のサービスのニーズを基にして送信する時間をユーザーの生活に合わせると効果がより向上するでしょう。
配信時間はぴったりに送らない
ここで、注意点が一つあります。
他の企業も同じような試みを多く実施しているため、「12:00」のようにキリのいい時間に送信すると自社のメッセージが埋もれてしまい、見られなくなってしまうリスクがあります。
そのため、あえて「12:15」のように少し時間をずらしてメッセージを送信するようにしましょう。他のメッセージに紛れてしまう可能性を減らし、見てもらえる可能性のUPに繋がりますよ。
テキストだけでなく画像などを活用する
また、文章だけの投稿でなく画像をあしらった投稿や、画像をメインにした投稿をするのもお勧めの手段になります。
例えば、以下のユニクロの公式アカウントでは画像コンテンツを主とした投稿が行われており、画像内に必要最低限の文字が書かれているという仕組みになっています。
このように、画像メインで画像内に必要最低限の文字をあしらった投稿を行い、ユーザーの視認性を高めるのも一つの有益な手段ですね。
タップされやすい画像デザイン
リッチメッセージを投稿する際は、クリックしやすい画像レイアウトにしましょう。
例えば、以下のローソンの公式アカウントの場合、2×2でマス目状に画像が分割されています。
このように、自分の関心のあるコンテンツの画像をクリックしてもらいやすくする、
ついクリックしたくなるような画像を投稿するようにしましょう。
親近感のある文体にする
堅苦しい文章はどうしても読みにくそうな印象を受けて、読まれないケースが多いため避けた方がいいでしょう。
以下のnanacoの公式アカウントのように、キャラクターが話している設定や軽い口調、絵文字や記号などを使って読みやすい文章にすることで、他人に読まれやすくなります。
長文は避ける
また、情報量が多いメッセージは避けましょう。
文字数が多い文章は読むのを避けられがちなだけでなく、
要点が伝わりにくくなってしまいます。
そのため、以下のビッグエー のアカウントのようにシンプルなテキストと画像を組み合わせる方法はお勧めです。
また、画像に伝えたい最低限の情報を掲載したうえで、リンク先で詳細が見れるようにするのも見やすいのでおすすめになります。
このように、自分がユーザーだったら読みたいと思うかどうかを意識して、読みやすくかつ、視覚的に見て何を伝えたいかが分かりやすいテキストを作成するようにしましょう。
一方的なPRではなく喜ばれる内容を送る
相手が読んで嬉しい内容であるか、そうでないかも非常に重要な要素です。
例えば、ただ商品の宣伝をするだけではその情報を待ち遠しくしている一部の人を除いては、「ふーん」程度にしか思えない、関心の持てない内容で完結してしまいます。
それではせっかく時間や費用を費やしたとしても、読んでもらえなかったり、一度読まれてもそのあとアカウントをブロックやミュートされてしまい、アカウントのメッセージを見てもらえなくなってしまうリスクもあります。
そのため、以下のような要素を組み合わせてユーザーの満足度を向上させられるようにしましょう。
- クーポン
- お得な情報
- ポイントの増加キャンペーン実施
- お得な商品の販売情報 などなど…。
このように、ユーザーが読みたくなるような工夫の導入がLINE公式アカウントの運営には非常に重要です。
まとめ
LINEを本格的にビジネスに活用するために、ぜひチャットボットの導入もご検討ください。 チャットボットとは?
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