SNSとソーシャルメディアは違う?SNSマーケティングを行う前に

SNSとソーシャルメディアは違う?SNSマーケティングを行う前に

ソーシャルメディアという単語を耳にしたことがある人の中で、このような疑問を抱いている方はいらっしゃいませんか? 

  • ソーシャルメディアが何なのかわからない、活用方法を知りたい
  • ソーシャルメディアとSNSの違いを理解できない

ソーシャルメディアとは、簡単に言えば「情報発信のための手段」を総括したものを指します。

そのため、SNSとは異なった意味の単語になります。

そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます。 

  • ソーシャルメディアについて
  • ソーシャルメディアとSNSの違いについて
  • ソーシャルメディアの活用における注意点

こちらの記事を読んで、自社の商品やサービスに関する情報を効率よく発信していけるようにしましょう。

目次

 SNSとソーシャルメディアは別物

結論から申し上げると、「ソーシャルメディア」と「SNS」 は全く異なるものです。

SNSはソーシャルメディアの一部に含まれるものになります。簡単に言えば、SNSはソーシャルメディアの一部に含まれるということです。

それでは、「ソーシャルメディア」について正しい知識を習得していきましょう。

 ソーシャルメディアとは

 

ソーシャルメディアとは、情報を発信するために使われる媒体の総称を指します。具体的には、以下のようなものは全てソーシャルメディアに分類されます。

  • SNS
  • LINEなどのコミュニケーション用ツール
  • ホームページ
  • レビューサイト
  • ブログ など

 近年、インターネットの急激な成長に伴い、 様々なメディアが誕生してきました。

 その中でもソーシャルメディアは、「人間同士の情報収集/情報交換」を目的としたものであり、多くのユーザーが様々な情報を発信していくために利用されています。また、有益だと感じた情報を拡散して、広めていくことも可能です。

そのため、企業の商品やサービスの情報や関連している情報が拡散され、「企業名、商品およびサービスの知名度向上」や「見込み顧客の増加」に繋がります。

 このように、ソーシャルメディアとは情報のやり取りのために使われるメディアを指しており、上図のように、 SNSはソーシャルメディアの中の1つになります。

そもそもメディアとは

メディアとは、情報伝達のための手段の総称であり、上図のように、メディアの中にソーシャルメディアが含まれる形になります。

 メディアにはソーシャルメディアに加えて、以下のようなものが含まれています。

  • テレビ
  • 新聞
  • ラジオ など

 このように、情報発信のために用いられる媒体の総称がメディアであり、ソーシャルメディアはその一種になります。

SNSとは

 一方で、SNSとはSocial Networking Serviceの頭文字を取った単語であり、対人コミュニケーションに特化したメディアになります。前述の通りで、ソーシャルメディアの1種であり、その中でも特に「人間同士の繋がり」に重点が置かれたものです。

 具体的には、以下のようなものがSNSの一例として挙げられます。

  •  Twitter
  • Instagram
  • Facebook
  • LINE 

これらのSNSは最近では企業が自社の知名度向上や商品/サービスに関する情報発信のために利用したり、最近ではオンライン面接などの採用活動などでも利用されています。

このように、人間同士のつながりに重きを置いたサービスの総称がSNSであり、最近では企業の広報活動や採用活動などにも積極的に導入されています。

SNSとソーシャルメディアの違い 

SNSとソーシャルメディアの関係性について、前の項目にて説明いたしました。それでは、SNSとソーシャルメディアの違いが何なのか、いくつかの相違点を取り上げたうえでご紹介していきます。

メディアとして影響を与える範囲

 メディアとして影響を与える範囲の違いが一つの違いとして挙げられます。

具体的には、それぞれ以下のような影響範囲になります。

・ソーシャルメディア社会、世論など

SNS→対人

 ソーシャルメディアは名前の通り、社会に対して影響を与えられる一方で、SNSは人間を対象に影響を与えられるものになります。

 そのため、企業で活用する際には「何に対して」影響を与えたいか、活用する目的などによって、どちらを使うか検討していく必要があります。

 このように、影響を与える対象の違いが一つとして挙げられます。

フェイクニュースとして扱われる可能性

 同じ記事やコンテンツでも、ソーシャルメディアとSNSでそれぞれ話題になった場合、フェイクニュースとして扱われてしまうリスクが異なってきます。

 フェイクニュース(虚偽報道)とは、その名の通り、実際とは違う情報が話題になってしまうことを指します。

 SNS上で一部のコミュニティで話題になった程度であれば、ちょっとした話題程度に捉えられるため、大きなトラブルにはなりません。

 一方で、ソーシャルメディアで大々的に話題になってしまうと、「フェイクニュース」として世間に知れ渡ってしまい、企業の印象の低下やトラブルを招くリスクがあります。

 このように、SNSとソーシャルメディアでは話題になった際にフェイクニュースとして見なされてしまうリスクやそれに伴う危険性が異なります。

 もちろん、どちらのメディアでも情報発信の際はトラブルに陥らないよう注意が必要です。

 目的の違い

 ソーシャルメディアとSNSはそれぞれ活用していく場合に、目的が変わってくるため注意が必要です。

ソーシャルメディアとSNSにはそれぞれ、以下のような特徴があります。 

ソーシャルメディア

・簡単に情報、コンテンツの発信が可能

・情報を拡散してもらうことで、宣伝効率の向上を図れる

◯SNS

・ユーザーとの距離を近づけ、知名度の向上や見込み顧客の増加をはかれる

・ツールによってはオンライン面接などにも活用できる(Skype など…)

ソーシャルメディアに比べて、SNSは人と人の繋がりに重きを置いた作りをしているため、会社が近しい存在であると感じてもらい、コンテンツなどを用いて関心を抱いてもらうのに長けています。

一方で、ソーシャルメディアは多方面への情報の拡散(他の人へと広めてもらうこと)のために活用できます。

このように、SNSとソーシャルメディアの相違点の一つは利用目的であり、それぞれの良いところを上手く使っていく必要があります。

ソーシャルメディアは特性を活かしてマーケティングが行われる

ソーシャルメディアは以下のような特性を活かして、企業のマーケティングに利用されています。

  • 情報をユーザーに拡散してもらうことで、マーケティングのコスト削減が見込める(費用対効果の高さ)
  • 従来の営業活動に比べて、様々な人へと多角的な宣伝が行なえる

 従来の営業活動では、限られた相手にしか営業ができませんでした。

しかし、ソーシャルメディアを使うことで幅広いニーズに対してアプローチができるようになりました。 

このように、ソーシャルメディアは情報の拡散などの特性を活かしてマーケティングに活用されております。上手に活用することで、コスト削減や宣伝効率の向上、多角的な宣伝が行えます。

 ステマなどでの炎上リスクに注意

 ただし、ソーシャルメディアを利用してマーケティングを行なう際はステルスマーケティング(ステマ)だと捉えられないように注意が必要です。

 ステマとは、通称サクラとも呼ばれる、自社の製品やサービスに関する情報をあたかもユーザーが発信しているかのように見せかけて、企業が自社商品やサービスに関するプラスの情報を発信する行動です。

 もしもステルスマーケティングを実施していると、ユーザーにバレてしまえば企業の信頼低下に繋がります。また、口コミという有益な宣伝方法の一つに対する、信頼性の低下といったデメリットをもたらしてしまいます。

また、炎上の原因にもなります。

このように、ステマは情報の信頼度の低下などのデメリットを招くだけでなく、炎上の原因になり会社の信頼度の低下を招く恐れもあるため、注意しましょう。

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