ShopifyとBASEの徹底比較!料金プランや機能、デザインカスタマイズ性など

ShopifyとBASEの徹底比較!料金プランや機能、デザインカスタマイズ性など

ECサイトを構築しようとした時に、「Shopify」と「BASE」を検討される方は多いかと思います。

ただどういう項目を比較すれば良いのか、どちらの方が自分たちに向いているのか悩まれる方がほとんどだと思いますので、今回は機能や価格などを徹底比較していきます。

 

目次

ShopifyBASEの基本情報の比較

こちらでは、ShopifyBASEの基本的な情報を紹介したいと思います。

 

Shopifyとは

世界で一番利用されているECプラットフォームです。

本格的なネットショップが、簡単に開設できるサービスを展開しています。

2017年に日本でも展開されており、Shopifyを取り入れている企業も多く存在します。

難しいプログラミングができなくても、簡単にECサイトやショップを作成できるプラットフォームとなっています。

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Shopifyの特徴

Shopifyの最大の特徴は、コストが非常に安いことです。

初期費用は無料で、月額費用は日本円で3,200円ほどになります。

他にも、アプリケーションが豊富な部分も特徴といえます。

在庫管理をはじめ、SNS連携、会計処理、配送手配やクーポン機能など、その数は2,000種類以上あります。

国内では、佐川急便やヤマト運輸、日本郵便などの優良な配送会社と連携している点も特徴といえます。

 

Shopifyのメリット

Shopifyのメリットとしては、ECサイトを作成する際に使用できるデザインのテンプレートが、100種類以上ある点です。

全てが無料ではないですが、無料と有料の両方で100種類以上存在しています。

このデザインのテンプレートは、テーマと呼ばれています。

その他にも、マルチチャネル販売が可能である点も、メリットといえます。

SNSEC機能を持たせることも可能ですし、ブランドサイトやブログなどにも、ECカートのボタンを設置して、販売していけます。

そして、越境ECを構築できるのも、Shopifyのメリットといえます。

Shopifyは、175カ国で展開しており、簡単に越境ECを構築することができます。

50言語以上の多言語、133の通貨、その国での税率に対応、海外発送を簡単に手配できるなど、サービスが充実しています。

 

Shopifyのデメリット

優良なECプラットフォームではありますが、一部にデメリットも存在します。

日本で利用する際には、日本向けのアプリの数が少ないデメリットがあります。

そもそものアプリの開発企業が海外にありますので、説明ページが全て英語であり、内容を把握できないこともあります。

利用方法を日本語で解説したブログも存在していますが、殆どが人気のアプリだけになりますので、細かいアプリの内容を把握できないことも多くあります。

 

また、Shopifyのデザインのテンプレートを使用する際には、簡単にECサイトを作成できますが、細かい装飾を変更したり、デザインを変えたいと考えても、カスタマイズを行うためには、「HTML」と「CSS」の知識が必要になってしまいます。

知識がある人が社内に居ない場合には、デザインのテンプレートのシンプルなサイトしか作成できないのは、デメリットであるといえます。

 

Shopifyの導入事例

Shopifyの実際の導入事例をいくつか紹介していきます。

  • 導入事例①Furbo

Furboは、ドッグカメラを販売しているECショップです。

ドッグカメラからスマートフォンに映像や情報が伝わり、確認できるといった商品となっています。

Shopifyのサービスを上手く利用して、ドッグカメラのメリットや特徴を消費者に伝わりやすく、宣伝されているサイトです、

リアルタイムでコミュニケーションを取ることが可能なチャット機能もあります。

 

  • 導入事例②COHINA

COHINAは身長の低い女性向けのブランドの衣服を販売しているECショップです。

インスタグラムと連携しており、モデルの身長とコーデの写真をアップしたり、インスタライブなども行い、積極的に宣伝を行っています。

 

BASEとは

BASEは、国内でネットショップを簡単に作成できるサービスのことをいいます。

テンプレを使用すれば、簡単にECショップが作成できるのが強みであり、企業だけでなく、個人で利用している方もいらっしゃいます。

最近、CMでも頻繁に宣伝されており、勢いのあるサービスです。

BASEとは?料金や機能から、向き不向きまで

BASEの主要な機能

こちらでは、BASEの主要な機能について、いくつかご紹介します。

最初に紹介する機能ですが、ECショップの作成の際に、デザインのテンプレートを利用すれば、簡単に作成できるという機能です。

これらのテンプレートは、クリエイターが作成しており、50種類を超えるデザインが販売されています。

次に紹介する機能ですが、拡張機能でさらに細かくカスタマイズが可能になる機能です。

BASE自体には、元々ECショップを運営していく上での基本的な機能は備わっていますが、Appsという拡張機能を使用することで、さらに細かくカスタマイズができるようになっています。

Appsには2種類あり、BASEの開発したOfficial Apps、別の会社と開発したConnect Appsがあります。

機能の種類は、70種類ほど用意されています。

 

BASEのメリット

BASEのメリットをいくつか紹介していきます。

BASEの最大のメリットは、初期費用と月額費用が無料である点です。

カスタマイズできる拡張機能についても、無料で利用できるものも充実しています。

ただし、BASEは手数料が掛かってきますので、完全に無料というわけではありません。

また、ECサイトの作成の際に使用するデザインのテンプレートも、有料のものがあります。

機能の面でも説明しましたが、サイトの開設やカスタマイズが簡単にできます。

また、運営はメールやチャットにて、サポートを行っているため、わからないことがあっても、安心して利用できます。

その他にも、決済方法が充実しているといったメリットもあります。

クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込決済、キャリア決済、Amazon PayPayPal決済、後払い決済などに対応しています。

 

BASEのデメリット

BASEのデメリットもいくつか紹介していきます。

今のところ、一番の問題点といえるのが、集客力が高くない点です。

他のネットショップに比べると、簡単で非常に始めやすいですが、その分、出店数も多いのが現状です。

出店するだけでは、集客はほとんど獲得できません。

集客力を上げるためには、SEO対策など、自社での対策案が必要となってきます。

また、本格的にECショップを運営したいと考えている方には、向いていないといえます。

BASEでも、サイトをいくらカスタマイズができるといっても、本格的なECプラットフォームのサービスに比べると、劣ってしまいます。

また、BASEの料金体制は、本格的なサイトには向きません。

売上の金額に一定の率で、手数料が掛かりますので、売上が高くなるような本格的なECショップでは、費用が高額になってしまう可能性があります。

 

ShopifyBASEの料金プランの比較

こちらでは、ShopifyBASEの料金プランを比較していきます。

導入を検討されている方は、是非、参考にしてください。

 

Shopifyの料金プラン・手数料詳細

 

初期費用 無料
月額費用 日本円で約3,200
販売手数料 無料(Shopify Pay利用時)
決済手数料 3.25%~

 

  ベーシック スタンダード プレミアム
販売手数料 2%、Shopify Payで無料 1%、Shopify Payで無料 0.5%、Shopify Payで無料
国内クレジット 3.4%+0 3.3%+0 3.25%+0
海外クレジット 3.9%+0 3.85%+0 3.8%+0

 

 

BASEの料金プラン・価格表

 

初期費用 無料
月額費用 無料
販売手数料 3.6%+40
決済手数料 3

 

ShopifyBASEの決済方法・入金サイクル・振込手数料の比較

こちらでは、ShopifyBASEの決済方法、入金サイクルや振込手数料を表などで比較していきます。

Shopifyの決済方法・入金サイクル・振込手数料

以下の表で、Shopifyの決済方法・入金サイクル・振込手数料を紹介していきます。

 

  Shopify
クレジットカード決済
コンビニ決済
銀行振込
キャリア決済
後払い決済
代引き
Amazon Pay
PeyPey
楽天ペイ決済
Pay Pal
Square
Google Pay
Apple Pay
Stripe

 

入金サイクル
Shopify
Shopifyペイメント

毎週日曜日締め

翌週金曜日払い

 

  販売手数料 決済手数料
Shopify 0 3.25%~

 

  ベーシック スタンダード プレミアム
日本のクレジット 3.4 3.3 3.25
海外のクレジット/AMEX 3.9 3.85 3.8

 

振込手数料
Shopify
無料(Shopifyペイメント利用)

 

BASEの決済方法・入金サイクル・振込手数料

以下の表で、BASEの決済方法・入金サイクル・振込手数料を紹介していきます。

 

  BASE
クレジットカード決済
コンビニ決済
銀行振込
キャリア決済
後払い決済
代引き
Amazon Pay
PeyPey
楽天ペイ決済
Pay Pal
Square
Google Pay
Apple Pay
Stripe

 

 

入金サイクル
BASE
・通常

振込申請から10営業日(土日祝除く)

・お急ぎ振込

最短翌日入金

手数料1.5

 

 

  販売手数料 決済手数料
BASE 3 3%+40

 

 

振込手数料
BASE
250円+500円、または0

 

ShopifyBASEのデザイン面の比較

こちらでは、ShopifyBASEのサイトのデザイン面について、比較していきます。

 

Shopifyのテンプレート数・カスタマイズ性・機能

無料、有料の両方を合わせると、選べるデザインのテンプレートが100種類以上あります。

BASEよりもテンプレートの数は多いです。

カスタマイズですが、「テーマ」を編集してカスタマイズすることができます。

カスタマイズを行うためには、HTMLCSSの知識が必要となり、外注しないと作成できない企業も多いです。

主な機能については、以下の表で紹介します。

 

  Shopify
送料詳細設定
クーポン券の発行
レビュー機能
ポイント機能
HTML編集
メールマガジン
パスワードの保護
インスタ提携
アクセス解析

 

大体の利用者が使用するような機能については、対応しています。

Shopifyの場合、ほとんどの機能が標準機能としてではなく、アプリを追加購入しないと使用できません。

メールマガジンについても、固定費が無料となっており、毎月2,500通までは無料で、それ以降は有料サービスとなっています。

 

BASEのテンプレート数・カスタマイズ性・機能

BASEのデザインのテンプレートは、無料のテンプレートが16種類、有料のテンプレートが50種類以上あります。

カスタマイズを行うためには、「HTML編集App」を使用します。

HTMLCSSJavaScriptでカスタマイズが可能となります。

BASEの機能については、以下の表で紹介します。

 

 

  BASE
送料詳細設定
クーポン券の発行
レビュー機能
ポイント機能
HTML編集
メールマガジン
パスワードの保護
インスタ提携
アクセス解析

 

BASEについても、基本的な機能は揃っています。

また、全ての機能が制限がなく、利用が可能となっています。

 

ShopifyBASEのマーケティング・集客面の比較

 

  BASE Shopify
SNSとの連携 Twitter、フェイスブック、インスタグラム、Amebaline Twitter、フェイスブック、インスタグラム、TumblrPinterest
ブログ作成
ライブ配信
メールマガジン
レビュー機能
Googleアナリティクス
SEO対策

 

集客に繋がる機能は、どちらも大差がない結果となっています。

SNSについては、Twitterやフェイスブック、インスタグラム以外については、少し違いがあるだけです。

BASEは、国内のネットショップの業界では有名になってきていますが、Amazonや楽天などに比べると、まだ知名度が高くないため、SEO対策やSNSでの宣伝を行わないと、集客率を上げるのは難しいかもしれません。

EC運営に合わせて確認したいこと

EC運用に合わせてSNSの運用は出来ていますでしょうか?

ECにおいて、SNSの活用は必須です

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