ECサイトの構築をする上でebisumartを選択肢にしている方も多いのではないでしょうか?
ebisumartの他にもサービスが多く、どのEC構築サービスを使えば良いかわからないという方に、機能や料金を徹底解説していきます。
ebisumartとは?
ebisumartとは「クラウドEC」という方法を用いてECサイトの構築を行うクラウドECシステムのことです。
システムが古くならないASP型とカスタマイズや他システム連携ができるパッケージ型の両者のメリットを同時に実現できるECプラットフォームです。
市場や顧客のニーズを迅速に反映でき常にシステムを最新化できることが特徴です。
導入実績は累計650サイト以上で多様な業界の企業が導入しています。
またクラウドなのでサーバーを自社で持つ必要がありません。
ECサイトへのアクセス数の重量課金制度のため、それらの費用がサーバー使用料にあてられています。
自社でサーバーを管理するのは大変なので大きなメリットといえます。
ebisumartはカスタマイズできるクラウドEC
ebisumartはクラウドECで自動アップデート機能があり、システムが古くなることを防ぎ、加えて機能の拡張性やカスタマイズ性も備えています。
クラウドECの長所を生かし、すべてを実現するクラウドコマースプラットフォームとしてebisumartは注目を集めています。
ebisumartの価格・料金プラン
ebisumartは初期費用が安いといわれています。クラウドECシステムの中でebisumartは比較的安い値段から導入することができ、標準機能のみの利用で300万~です。
またユーザーに合わせた3種の料金プランがあります。
サイトのアクセス数によって費用が変動する従量課金プラン、利用料金を固定した固定プラン、サイト売り上げに対して一定の料金を支払うレベニューシェアプランです。
カスタマイズの内容によって構築費や月額費用は異なりますが、従量課金プラン固定料金プランの初期費用は300万~、レベニューシェアプランは1000万~となります。
ebisumartの機能と特徴
ebisumartは独自の機能やデザインをユーザーのニーズに合わせてカスタマイズできます。
機能と特徴をご紹介します。
ebisumartで構築できるECのタイプ
ebismartによって構築できるECサイトのタイプは以下です。
- 新規のECサイトの導入、構築
- 既存ECサイトのリプレイス
- ショッピングモール型サイト構築
ebisumartの主な機能
ebisumartの主な機能は以下です。
- POSシステム連携
実店舗のPOSレジとの連携ができ、ECと共通化されたポイントの加算や管理、利用もリアルタイムで実現できます。
実店舗とEC双方での顧客の囲い込みを行い、顧客満足度を高めて固定客をつかむことができます。
- 決済システム連携
クレジットカード決済、コンビニ決済、ネットバンキング、キャリア決済、各種ポイント決済などの様々な方法を使いことができ、顧客の多様なニーズに対応できます。
- 基幹システム連携
顧客管理、商品管理、在庫の一元化、経理の一元化などデータを基幹システムと連携することで実店舗やECサイトの業務を効率化できます。
保持データはERPと連携可能で便利です。
- WMS連携
既存の出荷管理システムとのリアルタイムな連携ができ、ECで受注後に在庫が確保できないというリスクを回避できます。
在庫出荷管理システム自体をECシステムに結合することもでき、ショップごとに異なるニーズに柔軟に対応することも可能です。
システム連携に強い
ebisumartは複雑なシステム連携を得意としています。
CRM・MAツール
・カスタマーリングス
・Pepro
・Insider
・うちでのこづち
・KARTE
レコメンド
・bookend
・コンビーズレコ
・アイジェント·レコメンダー
・レコガゾウ
・NaviPlusレコメンド
・EC RECOMMENDER
・さぶみっと!レコメンド
動画配信
・MOOGA
・J-Stream Equipmedia
接客ツール
・Spark
・CVゲッター
・Flipdesk
・Zendesk
・ecコンシェル
・BeMattch
・BOTCHAN PAYMENT
・Aideal
・Sprocket
・売れるネット広告つくーる
ログイン連携
・ソーシャルPlus
・楽天ID Connect オプション
サイト内検索・サジェスト
・EXPLOSION SEARCH
・NaviPlusサーチ
・probo EC
・ポップリンク
・ポップファインド
・sui-sei
アプリ・スマホ最適化
・モビファイスピード2
・Yappli
・ビキャスト スマートフォン·コンバーター
これら以外にも多くのシステムと連携することができ、あらゆる課題解決に役立てることができます。
オムニチャネルも導入可能
ebisumartはECサイトの構築の際にオムニチャネルの導入も可能です。
オムニチャネルとは企業とユーザーの接点である「チャネル」を連携し、一貫した顧客体験を提供し、ユーザーにアプローチする販売戦略です。
チャネルはECサイト等のWEBサイトだけでなく、メールやスマートフォンアプリなどのその他オンライン接点、店舗などのオフライン接点など多岐にわたります。
オムニチャネルの導入には、ECサイトのシステムによっては実現が難しい場合があります。
ebismartでは企業が一元化したい顧客との接点を細かくヒアリングにそれに合う課題の解決を行います。
ebisumartの評判は?
ebisumartの良い評価としては初期費用が安いことです。クラウドECシステムの中では比較的安く導入することができるといわれています。
また拡張のしやすさも良い評価を得ています。基本的な操作説明も画面内に用意されているので、初めての人でもすぐに使いこなせるのもメリットです。
ebisumartは柔軟にカスタマイズができ、顧客からの問い合わせにもすぐに対応できるのが便利です。
改善してほしい評価はオプションにかかる費用です。標準装備は比較的安く導入できますが拡張性が高い分、システムのカスタマイズ費用がかかります。
ebisumartの導入事例
ebisumartは650社から導入されています。2020年にはマザーズに上場しており、中大規模向けECサイト構築市場では2番目の上場です。
大手アパレル、雑貨用品店などもebisumartの利用を始めています。
- ドクターマーチン・エアウエア・ジャパン株式会社
ドクターマーチン・エアウエア・ジャパン株式会社が運営する「ドクターマーチン公式オンラインショップ」はebisumartにて構築されています。
ブランドヒストリーやシューズケア、コーディネートの提案などのコンテンツの提示を可能としています。
- 株式会社パーク・コーポレーション
株式会社パーク・コーポレーションが運営する「Aoyama Flower Market」はebisumartにて構築されています。誕生日や記念日をサイトで登録しておくと数日前にメールで通知をしてくれる「リマインド機能」を追加し、生花を新鮮な状態でユーザーへ届けるための出荷関連、在庫関連機能のカスタマイズも行っています。
ebisumartのサポート体制は?
ebisumartはECサイト構築後もシステムトラブルの際に受けられるサポート体制が整っています。
サポート専門のサポートチームに所属しているシステムエンジニアが自社のECサイトのトラブルが起きた場合に対応を行います。
サポートチームという組織としてサポート体制が整っているので、安心してECサイトの整備を受けることができます。
ebisumartと良く一緒に検討されるサービス
類似サービスも多々あり、一緒に検討されるサービスをご紹介します。
ecbeing
ecbeingはebisumartにとっては最大のライバル会社です。中、大規模のECサイトではよく比較検討されています。
ecbeingもebisumartに対抗してメルカートというカスタマイズ可能なクラウドECプラットフォームをリリースしました。
しかしカスタマイズの幅に制限があり、大規模ECサイトの場合は従来のパッケージが主流になっています。
ecbeingのほうがebisumartと比較し1300社以上の実績があるため優位に立つことも多いですが、ebisumartも導入実績を増やしています。
MakeShop
MakeShopエンタープライズのクラウドECは低コストで高機能ECシステムが活用でき、独自開発する場合と比較すると大幅にコストを抑えることができます。
初期費用は100万円~、月額費用は50000円~となっており、毎月の機能アップデートができるなどスピード面で高いコストパフォーマンスが実現します。
ebisumartはMakeShopと比較するとコストが高いため、小規模企業ではなく、大企業に選ばれることが多いです。
コマース21
コマース21は大規模EC用のECサイトの構築実績が豊富な会社で、abisumartと比較検討される機会が増えています。
コマース21はソースコードを開示している強みがあり、構築後は自社でECサイトを保守、開発も視野にいれたい企業には、ドキュメントもしっかりしており、おすすめです。
EC運営に合わせて確認したいこと
EC運用に合わせてSNSの運用は出来ていますでしょうか?
ECにおいて、SNSの活用は必須です。
LINEやInstagramをECに活用した事例を下記にてまとめていますので、併せてぜひご覧ください。