チャットボットベンダー各社の「新型コロナウイルス感染症対策」チャットボットまとめ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
この記事では、「チャットボット開発ベンダー」と呼ばれる会社が、新型コロナウイルス感染症対策のために企業・自治体等に提供しているチャットボット情報のまとめを行っています。
この未曾有の危機に際して、各社特別オファー等も行っています。自社および自治体の皆様の参考にしていただければと思います。
モビルス AI電話自動応答システムを自治体向けに無償提供
モビルスは各自治体向けに、5月末までの申し込みで同社のAIによる音声認識・音声合成エンジンを活用し、電話の24時間自動応答が可能なシステム「mobiVoice」を最大3ヶ月間無償で提供しています。
「mobiVoice」は、音声認識・音声合成エンジンを活用して電話での問合せに24時間365日自動応答できるシステムなので、問い合わせ対応の軽減に活用できるかもしれません。
出典:新サービスAI電話自動応答システム「mobiVoice」を提供開始第一弾は、新型コロナや災害・震災対応として自治体向けに無償提供スタート
ユーザーローカル テレワーク特化型AIチャットボットを無償提供
ユーザーローカルは、テレワーク対応に特化したAIチャットボットを企業向けに無償提供しています。テレワーク中の勤怠管理など、総務をはじめとしたバックオフィスが対応に追われることが多い質問をチャットボット化することで、業務負荷の軽減が可能となります。
出典:テレワーク対応に特化したAIチャットボットを無償提供~新型コロナウイルス対策でテレワーク実施中・検討中企業を対象に~
ジーニー リモートワーク支援チャットボットを1ヶ月無償提供
ジーニーは、チャットボットツール「Chamo」の1ヶ月間無償提供を行っています。「お客様のWEBからのお問い合わせに自動応答可能なチャットボットをご利用いただくことによってリモートワークを実現しやすくする」とあるように、広範な用途で利用可能といえます。
出典:<新型コロナウイルス対応>ジーニー、企業のリモートワーク支援のためチャットボットツール「Chamo」無償提供開始
空色 AIチャットボットの無償提供
空色は、100社限定でカスタマーサポートAIチャットボット「WhatYa free」の無償提供を行っています。企業のカスタマーサポートの支援が目的です。
出典:【コロナ対策】AIチャットボット「WhatYa free」の無償提供を開始
ObotAI 6言語対応のチャットボットを無償提供
ObotAIは、日本語を含む6言語(日本語・英語・中国語〈簡体、繁体〉・韓国語・タイ語)対応の新型コロナウイルス感染症に関する質問に自動回答するAIチャットボットを官公庁、自治体、病院などの医療機関および企業に無償提供しています。
実際に、千葉県でも導入が開始がされているようです。
出典:新型コロナウイルス感染症に対応したAIチャットボット「COVID-19 Q&A」を、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体・繁体)、タイ語の6言語で、官公庁・自治体・病院などの医療機関および企業に無償提供
ポストコロナ時代のチャットボット
リモートワークの浸透やオンライン診療の急伸など、今はまさに時代の過渡期です。
大都市にオフィスを構え、満員電車に揺られて通勤。電話やメールで顧客対応…..といった働き方も大きく変わることが予想されます。本当に人がやるべき仕事は何なのか、それは正社員がやるべきことなのか、といった観点も必要になってくるでしょう。
これからの時代が「ポストコロナ」になるのか、あるいは「ウィズコロナ」になるのかまだ先を見通せない状況にありますが、チャットボットを活用したコストの抑制・削減は、今後大きなトレンドとなっていくでしょう。今回ご紹介したタイミングでの利用は考えていない企業・自治体の皆様も、チャットボットという選択肢があることをご認識いただければと思います。
hachidoriでも、ご相談を受け付けております。