少しずつ落ち着きを見せているものの、まだまだどうなるかわからない新型コロナウイルス。コロナと共存が求められるWithコロナの時代に向けて、様々な用途のチャットボットが生まれています。
人事労務のチャットボット化、コールセンターの自動音声対応など既存のサービスをリプレイスする形で生まれているものもあれば、チャットボットと既存のハードウェアを組み合わせ、より利便性を高めたものも登場しています。
この記事では、「施設の混雑率のリアルタイム確認」と「行列回避のためのトイレ予約」、Withコロナ時代のIoTチャットボットを2点ご紹介します。
①混雑率をLINEチャットボットで見える化
NoCodeのチャットボットツールを提供するhachidori株式会社と混雑度カメラを提供する株式会社セキュアは、カメラとlineチャットボットを用いて施設の混雑状況をリアルタイムで把握できるサービスを提供しています。
「三密」を回避しつつ、ユーザーは利用したい施設が空いているタイミングをリアルタイムで知ることができ、お店側は混雑を状況を作らないことでユーザー体験の向上に寄与できる取り組みになっています。
施設側はLINE公式アカウントを作成し、そこにhachidoriとセキュアの連携サービスを導入することで利用ができます。飲食店やスパなどの施設のほか、大学での導入も進んでいるそうです。
出典:チャットボットツール『hachidori』と、カメラを用いた混雑見える化ソリューション『comieru』が連携
②事前予約で「トイレ行列」を回避
相鉄グループの相鉄ビルマネジメントは、LINEの公式アカウントを用いて、横浜駅西口の商業施設「相鉄ジョイナス」のトイレ「QREA」を予約できる実証実験を行うことを発表しました。
LINE公式アカウントに搭載されたチャットボットを用いて予約を行うとトイレが施錠され、実際にトイレに着いたらLINEを使って解錠する仕組みになっています。(キャンセルまたは10分経過すると解錠)
相鉄グループと株式会社髙島屋は横浜駅西口地区を次世代にふさわしい最先端の街とするためにアクセラレーションプログラム」推進しており、同サービスは応募があったもののひとつとのことです。
特に行列が長くなりがちな女性用トイレなどで事前予約ができるのはありがたいですね。
出典:7月30日(木)から横浜駅西口の商業施設 相鉄ジョイナスで「予約制トイレ」の実証実験
IoT × チャットボットのこれから
2つの事例を紹介しましたが、IoTチャットボットのサービスはまだまだ増えていくことが予想されます。
Withコロナ時代に適したサービスで、より便利な社会になっていくことを願っています。
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