Instagramの最適な投稿時間は？フォロワーやいいねを増やすために

インスタのアカウントを運用している企業は多いですが、投稿する時間を考えないと多くのユーザーに見て頂けないだけでなく、折角運用していてもその効果を得ることができません。

今回の記事では、インスタグラムの投稿時間を工夫する必要がある理由の説明・おすすめの投稿時間・企業のアカウントごとのベストな投稿時間・インスタグラムのインサイトなどについて詳しく説明します。

Instagramの投稿時間を工夫する事で目に触れる機会を増やす

インスタグラムで多くのエンゲージを得るためには、企業のアカウントが投稿する内容に興味を持つと思われるユーザーの目に少しでも多く触れて頂けるように「投稿時間」を工夫しないといけません。

インスタグラムにはユーザーから多くの反応を得ることのできる投稿時間がいくつかありますが、全てのアカウントにとってその投稿時間が最適であるかは分かりませんので、企業の「業界・ジャンル」や「投稿内容」に合った時間を見つけないといけません。

Instagramのアルゴリズムとは

インスタグラムはユーザーが快適に利用できるように、あらゆる判断基準をもとにして優先的に表示を行うコンテンツを決めています。

こうしたインスタグラムの「アルゴリズム」は、分かりやすく説明すると「インスタグラムのシステムが本人・他のユーザーにどんな投稿を表示させるかを判断する仕組み」のことを指しています。

インスタグラムは高度なAIを使用しており、それぞれのユーザーが気に入る投稿を自動的に表示しています。

また、アルゴリズムは同じエンゲージメント数の投稿がある場合、「早くにエンゲージメントを獲得した投稿をオススメとして勧める傾向」があります。

オンラインユーザーに合わせた時間に投稿を行い、フォロワーから多くのいいねを貰うことができれば、その投稿が拡散されていいねやフォロワーを増やすことに繋がります。

 時間だけでなく曜日も気を付ける

インスタグラムでは投稿時間だけでなく、投稿する「曜日」にも影響を受けます。

すべてのアカウントのジャンルに当てはまるわけではないですが、インスタグラムの平均エンゲージメント数は「曜日」により違ってきます。

基本的にエンゲージメントが伸びるのは水曜日・木曜日であり、最も伸びないのは日曜日になります。

 

Instagramのおすすめ投稿時間

  

（【2020年最新版】インスタグラム投稿、いいねがもらえるベストな時間帯は？ – アプリ分析メディア・App Ape Lab より引用）

アクティブユーザーが集中する時間帯には、以下の3つが挙げられます。

①通勤や通学時間：7時～8時

②ランチタイム：12時～13時

③帰宅後：19時～22時

以下で詳しく解説していきます。

通勤や通学時間帯

通勤・通学時間である7～8時にかけての時間は多くのユーザーがインスタグラムを利用しています。

この時間帯の特徴としては、時間つぶし・情報集めの目的でインスタグラムを利用しているケースが多いといえます。

朝起きて一番最初にインスタグラムを確認するというユーザーも多いと言われていますので、「6時台」などの朝方に投稿しておくと良いでしょう。

 ランチタイム

お昼休憩にあたる12～13時の時間も多くのユーザーがインスタグラムを利用しています。

この時間帯では日中に仕事をしているユーザーが多く利用しているといえるでしょう。

ビジネスマン、OLや学生などもお昼休憩時間にインスタグラムを閲覧していたり、友達と楽しく食事をしています。

13時以降～夕方にかけてそれなりにアクティブ数を保つ傾向がありますので、主婦層を含めたさまざまな年代やライフスタイルのユーザーが利用しているといえるでしょう。

ランチタイムの時間に合うように「12時頃」に投稿すると効果的といえます。

帰宅後

1日の中でも一番多くのユーザーがインスタグラムに集まる時間が、帰宅してからの夕食後～就寝前にあたる20～22時です。

夕食後・家事終了後・子供の寝かしつけの後などは、多くの方ががゆっくりしながらインスタグラムを見ている可能性が高いといえます。

この時間帯は「インスタグラムのゴールデンタイム」と言われており、投稿時間として最も勧められる時間になりますが、22時以降は少しずつログインしているユーザーが減っていく傾向にありますので注意してください。

こういった傾向を考慮して遅くとも「21時台」に投稿するようにしましょう。

アカウントジャンルごとに最適な投稿時間は違う

Instagramの最適な投稿時間はアカウントのジャンルや業界によって異なってきます。

以下の表で内容をまとめてありますので、ご確認ください。

 

ジャンル	最適な時期	最高の1日	最悪の日	ローストエンゲージメント
リテール	水曜の午後3時 金曜の午前11時～午後12時	水曜	日曜	深夜や早朝の時間帯
メディア	金曜の午後9時	水、木、金曜の8～17時		土曜、日曜
テック	水曜の10時～11時 金曜の7時～10時 土曜の7時～11時	水曜の午前6時または9時	日曜	その他の曜日
非営利	水曜の午後2時	水曜の1-4pm	土曜、日曜	その他の曜日
教育	金曜の午前10時	水曜・金曜の午前中、土曜の午後6時～8時	日曜	その他の曜日
ヘルスケア	火曜の午前8時	平日の午前9時～午後3時	土曜、日曜	その他の曜日
プロフェッショナルサービス	午前9時～午後10時の間の任意の日	火曜、水曜、金曜	土曜、日曜	その他の曜日
フード＆ビバレッジ	水曜・木曜・金曜の正午	金曜	土曜、日曜	その他の曜日
旅行、観光	火曜、水曜、金曜	午前9時～10時、午前11時～午後1時		その他の曜日

 

観光系

ホテル・観光関係のインスタグラムのアカウントを確認してみますと、これらのアカウントが沢山の外国の方にフォローされています。

「外国人観光客」に向けて宣伝も行っており、英語の「ハッシュタグ」を使用していることが理由といえます。

そのため、日本時間の深夜1時～5時の間に投稿しても、海外のアクティブユーザーからのいいねが多く見込めると考えられます。

その場合には、投稿を表示させたいユーザーの所在地・ハッシュタグ（英語）の有無によって適切な投稿時間を変化させないといけません。

 物流系

物流関係のインスタグラムアカウントの場合、平日・土日に関係なく23時～深夜1時に投稿を行うといいねが増える傾向があります。

物流業の場合、トラック運転手がフォロワーの約60％を占めているため、「深夜に働いている方」が多いという事になります。

つまり、深夜の時間帯の方がよりアクティブである可能性が高いといえます。

 インサイトデータから最適な投稿時間を見つけよう

同じジャンルの投稿でも、アカウントをフォローしているユーザーによってはエンゲージメント率が高い時間は異なってきます。

そのため、インサイトデータを使用して最適な投稿時間を見つけるようにしてください。

次の項目で詳しく解説しますが、インサイトデータを確認しますとフォロワーのアクティブ数が多い時間帯などが確認できます。

Instagramのインサイトとは

Instagramのインサイト機能を使用すると、以下の情報が確認できます。

 

インプレッション数	全ての投稿が表示された合計回数
インタラクション	投稿に「いいね」「コメント」「フォロー」「保存」などのアクションをしたユーザーの総数
リーチ数	投稿を見たユーザー数
プロフィールビュー	プロフィールの閲覧数
フォロワー	フォロワー数の増減・性別・年齢・位置情報やアクセス時間帯（100人以上のフォロワーが必要）
保存	投稿を保存したアカウントの数
ウェブサイトクリック数	プロフィールのウェブサイトのタップ数
メールアドレスのクリック数	ビジネスへのメール送信のタップ数

 

 

フォロワーが100人以上のアカウントであれば、インサイトのオーディエンスセクションでフォロワーのアクティブ数の確認が可能です。

詳しく解説しますと、フォロワーがInstagramにログインしている曜日・時間帯が分かります。

フォロワーのアクティブ時間を把握して、そのフォロワーの目に留まりやすい時間帯に投稿するようにしましょう。

ただし、多くのユーザーが見てくれる時間帯と実際に行動を起こしてもらえる時間帯は異なる場合もありますので、複数の時間帯にテストを行い、それぞれの投稿のインサイトを確認してきましょう。

繰り返し時間を決めて投稿していくことで、どの時間帯の投稿に良い反応が集まりやすいかが明確になります。

そこである程度の良い時間帯が見つかりましたら、同じ時間に定期的に投稿を行っていくとフォロワーもそれに合わせて定期的に投稿を見て頂けるようになります。

一人でも多くのフォロワーがアカウントの投稿に反応してくれるように、フォロワーが目にしやすく行動しやすい時間帯に合わせて定期的に投稿を行うことは非常に効率的だといえるでしょう。

インサイトについてさらに詳しく知りたい方は、以下のURLの記事をご覧ください。

Instagramのインサイトとは？見られるデータから注意点まで徹底解説！ | Hummingbird (humming-bird.info)

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