Instagramのリール(Reels)とは?仕組みや知っておきたい活用のコツ、事例をご紹介

Instagramのリール(Reels)とは?仕組みや知っておきたい活用のコツ、事例をご紹介

インスタグラムを商品やサービスの購買の広告に活用している企業は増えています。

インスタグラムの活用の1つとしてインスタグラムのリールがあります。

最近導入された機能でフォロワー増加やブランドの認知度向上に活用できる機能です。 この記事ではリールの内容や仕組み、活用方法を紹介します。    

目次

インスタグラムのリールとは

インスタグラムのリールとは最大60秒のショート動画をシェアする機能のことです。

スマホで撮影した動画をアップロードしてつなぎ合わせたり、さまざまなテンプレートに合わせた動画編集を簡単にしたりすることができ、注目されている機能です。

インスタグラム内の「ストーリーズ」とも似ていますが、ストーリーズのように24時間で消えることはありません。  

ストーリーズ・IGTVとの違い

インスタグラムのストーリーとIGTVの違いは「ストーリー」は24時間で消えるのに対し、「リール」が自分のインスタグラムのページに残ることです。

インスタグラムのストーリーほどカジュアルに投稿しづらいですが、長尺動画投稿の「IGTV」に比べるとカジュアルに投稿できます。  

TikTokとの違い

TikTok」とインスタグラムのリールは「短い動画をシェアする」機能は同じですが、ユーザー層とアクションが大きく異なります。

TikTokのユーザーは学生などの若年層が中心で、主に音楽に合わせて踊る動画が多くシェアされています。

インスタグラムは幅広いユーザーが使用しており、ファッションやカフェなどの写真の共有を目的としており、用途が滝にわたります。  

YouTubeショートとの違い

YouTubeにも縦動画を楽しめる「ショート」という機能があります。

YouTubeショートとインスタグラムのリールは最大60秒まで投稿できる点が共通しています。

違いは年代別の利用率が大きく異なります。インスタグラムの利用率が高い年代は1063.4%2064%と若年層で、YouTubeはどの年代でも利用率が高く、10~40代で8割以上の利用率です。

YouTubeは動画を見ることを前提に開くアプリであるのに対して、インスタグラムは「友達の投稿を見る」「ストーリーズの新しい更新を見る」「発見タブで興味のあるコンテンツを探す」「流行りのレストランを探す」など動機が様々であり、動画を見るために開くアプリではありません。  

Instagramのリールの使い方

リールの動画を見る方法をご紹介します。  

リールはどこに表示されるのか

リールが表示される場所は主に

  • インスタグラム発見タブ
  • リール投稿者のインスタグラムのプロフィール
  • インスタグラムのフィード

上記3か所です。  

Instagram発見タブ

インスタグラムアプリ下部の「発見タブ」をタップすることでリール動画が上部に表示されます。また発見タブの動画像一覧の中にもリール動画が挿入されます。      

Instagramプロフィール

インスタグラムでリールを投稿しているユーザーのプロフィール画像に「リール」アイコンが追加され、過去に投稿されたリールを見ることができます。      

Instagramフィード

インスタグラムのフィード(タイムライン)画面にリールをシェアしている人がフォロワーの中にいる場合、リール動画が自分のフィード画面にも表示されます。 動画の左下に「リールを見る」が表示され、動画をタップするとリールを全画面で見ることができます。        

リール動画の作り方

リール動画は

  • リール作成画面の表示
  • 音源の選択
  • 動画の撮影
  • 撮影した動画の編集
  • キャプションの記入とカバー画面の選択

  上記の手順で作成していきます。  

リール作成におすすめの編集アプリ

リール作成におすすめの編集アプリを紹介します。

CapCut

CapCut」は簡単な操作と豊富なフィルター・エフェクトが用意されており、初心者でも躍動感あふれる動画が作成することができます。  

iMovie

iMovie」はApple社が提供する動画編集アプリです。 iPhoneが初期の状態からダウンロードされており、無料で利用することができます。  

リールを使うメリット

リールを使うメリットをご紹介します。  

フォロワーが増やしやすい

リールを使用するとフォロワーが増えやすい傾向があります。「リールが表示される場所の増加」「フォロワー以外にも動画が閲覧される」の2点が増えやすい理由です。

発見タブを開くとリールが大きく表示され、リール専用タブまで追加されており、「インスタグラム川もユーザーに使用を促しています。

より多くの場所に動画が表示されることでアカウントに興味をもってもらえる確立も高くなり、フォロワー増加につながります。 またインスタグラムにはtwitterと異なり、リツイートなどのシェア機能がありません。

そのためフォロワー以外に投稿を見てもらうために「ハッシュラグ検索」「発見タブに表示されるための工夫」「You tubeTwitterなどの他SNSからの流入」が必要でした。

リールは各ユーザーのフォローしているアカウントの属性や「いいね」「コメント」している投稿の傾向をもとにフォロワーに関係なくランダムに動画を表示させることができ、フォロワー増加につながります。

リールは拡散力が高いためブランドの認知度拡大に有効です。リールをたくさん投稿することで多くのユーザーにリーチしてファンを増やすことができます。    

ブランドイメージを伝えやすい

リールの動画は写真よりもたくさんの情報を詰めたものを投稿することができ、ブランドイメージをより明確にフォロワーに伝えることができます。

アパレルであれば商品の質感や着用したときのイメージは動画の方が伝わりやすくブランドイメージを伝えやすいです。  

成果を出すためのリールのコツ

成果を出すためのリールのコツを紹介します。  

伸びやすい音楽・BGMの活用

流行しているBGMを使用するとリールの視聴数が伸びやすくなる傾向があります。

リールでよく流れる機器なじみのあるBGMを活用することでユーザーが動画を見てくれる可能性がUPします。  

動画のテンポを速くする

リールの再生回数を伸ばすコツは動画の視聴を維持することです。少しでも長く動画を視聴してもらえるように、長尺のカットを使用するのではなく、店舗よく短いカットをつなぎ合わせた動画にしてユーザーを飽きさせないようにすることが大切です。  

冒頭13秒にインパクトを持たせ興味喚起する

リールでは最初の数秒で動画の内容が判断されます。 冒頭でユーザーの興味を引くことができない場合は次の動画へとスクロールされることが多いです。

冒頭の1~3秒にインパクトを持たせ興味喚起させることが重要です。  

ストーリーズとフィードにもシェアする

リールをストーリーズとフィードにシェアすることでリールを普段見ないフォロワーにも動画を見てもらうことができます。フィードにシェアする場合はカバー画像も設定すると良いです。

カバー画像とは動画の表示を指し、動画内のワンシーンやカメラフォルダから選択することができます。

カバー画像を設定すると、プロフィールに訪れたユーザーにリールを再生してもらいやすくなります。  

Instagramリールの活用事例

インスタグラムのリールの活用事例を紹介します。  

IENA

アパレルブランドの「EINA」はコロナ禍で来店や試着ができない状況だからこそ、リールでスタッフによる使用感、商品のおすすめポイントや着回しコーデを紹介しています。 他にもストーリーズやIGTVを普段からよく活用しており、オンラインショップへの購買導入確保につなげています。    

ホットペッパービューティーコスメ

コスメアプリHOT PEPPER Beauty cosmeの公式インスタグラムのリール投稿で、約21万人にリーチし、700件以上のいいねが付いています。

1日中ぱっちり!最強まつ毛How to」という文言を上部に常に表示させることで、何についての動画なのかが伝わり、ターゲットとなるユーザーに動画を最後まで再生してもらいやすくなります。

他のリール投稿も同じようなフレームを起用しており、アカウントに統一感があります。 動画だけでなくテロップでも説明しているため、内容も分かりやすくなっています。

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