Instagramのフォロワーが減る原因、理由とは?しっかり伸ばす方法を理解しよう

Instagramのフォロワーが減る原因、理由とは?しっかり伸ばす方法を理解しよう

Instagramを普通に運用しているのに、Instagramのフォロワーが減ってしまう経験をした方も少なくないと思います。

Instagramのフォロワーが減る原因や理由を突き止めないと、アカウントの質を高めることができません。

この記事では、Instagramのフォロワーが減る原因の説明をはじめ、フォロワーの購入をしてはいけない理由・コンセプトの設定やアルゴリズムの重要性・プロアカウントに切り替えるメリットなどについて詳しく説明していきます。

目次

 Instagramのフォロワーが減る原因と対策

Instagramのフォロワーが減る原因ですが、「ユーザーが求める情報を投稿出来ていない」「投稿頻度が多過ぎるまたは少ない」「フォロワーとのコミュニケーション不足」「Instagramのバグの可能性」の4つの理由が挙げられます。

以下で詳しく説明していきます。

 

ユーザーが求める情報を投稿出来ていない

一番の理由として考えられるのが、「ユーザーが求める情報を投稿出来ていない」という原因です。

ユーザーがInstagramのアカウントをフォローする理由は、アカウントの発信する情報を収集するためです。

しかし、登録しているアカウントから自分が欲しいと思う情報が手に入らなければ、フォローを解除されてしまいます。

まずはユーザーが求める情報をしっかりと理解した上で、自社が提供できる価値をすり合わせていきながら投稿を行っていきましょう。

 

利益につながる投稿ばかりしない

企業が運営するInstagramアカウントでは、どうしても売上が取りたいと考えてしまいますが、製品・ビジネスの宣伝が多いアカウントはフォローを外されてしまいます。

Instagramユーザーの特徴として、「共感」「信頼」を求めるという傾向が強いです。

DECAXという購買行動に基づいて、Instagramユーザーの行動を分析していますのでご確認ください。

 

D

Discovery・・発見

気になるアカウントを見つける

E

Engage・・関係

フォローして、投稿にいいねを付ける

C

Check・・確認

購入したい製品の内容を確認

A

Action・・購入

購入する

X

eXperience・・体験や経験

自分のInstagramに購入した製品を投稿

 

上記の流れのように、ユーザーは製品を購入するまでに自分の趣味や好みに合うアカウントを探していき、フォローして投稿を見ながら関係性を深めていきます。

一方的な販促・宣伝ではユーザーの印象が下がってしまいます。

ユーザーはあくまで自分で製品を見つけて、信頼できるアカウントから購入していくということを覚えておきましょう。

そのため、ビジネス色の強い投稿よりも、信頼関係を深めるような投稿内容を考えていく必要があります。

(引用:Soil hair works(@soil.hairworks) | Instagram

上記のInstagramアカウントは宣伝とは違いますが、投稿内容が価格変更の連絡と毎月の休みのみとなっており、フォロワーが増えている様子がありません。

一貫したコンセプトを設計する

アカウントのコンセプトを設定すると、ユーザーに支持されるアカウントに近づくことができます。

コンセプト=発信のベースとなる考え方であり、投稿前に決めておかないと、発信内容がブレてしまいます。

コンセプトの設定は以下の点に気を付けましょう。

発信するジャンルを決める。

ロールモデル・提供価値・ペルソナ等を決める。

上記の点に気を付けて、コンセプトを考えていきましょう。

実際の成功事例もご紹介します。

・ためるん 〜低収入の貯金・節約・副業術〜

ためるん 〜低収入の貯金・節約・副業術〜(@_tamerun_) • Instagram写真と動画

施策概要

家計管理・固定費削減というお金に関するコンテンツの配信を行おうとした。

How to投稿」を中心とした配信を行うことをコンセプトとして設定。

節約系は競合が少なくないメディアだったが、トレンドや傾向を常にキャッチして投稿を行っていった。

ストーリーズではフォロワーとの信頼関係を構築していくことに力を入れ、アンケート回数が1カ月で倍増し、LINE公式アカウントに月150件の送客を成功。

高いCVの獲得に成功している。

投稿頻度が多過ぎるまたは少ない

投稿頻度が多過ぎたり、少ない場合でもフォロワーが減ってしまう要因となってしまいますので注意が必要です。

投稿が多い場合ですと、その度にユーザーの画面に通知がいきますので鬱陶しいと思われてしまう危険性があります。

また、情報過多になってしまうのでユーザーに煙たがれる可能性が高くなります。

逆に少ない場合には、フォローする意味がないと思われてしまい、フォローを解除されてしまいます。

多過ぎない・少なすぎないを意識して、投稿頻度を考えていきましょう。

一般的に推奨される投稿頻度

アカウント数が伸びやすいと言われている投稿頻度は以下の表をご参考にしてください。

あくまで推奨されている投稿頻度ですので、アカウントによっては異なる場合があります。

 

フィード投稿

11

ストーリーズ

24時間に1回投稿

インスタライブ

週に1回ほど

 フォロワーとのコミュニケーション不足

いいね・コメントが少ないアカウントも、フォローを解除されてしまう可能性があります。

Instagramをはじめ、SNSは人が集まるツールですが、基本的にはコミュニケーションツールです。

アカウントを通じて企業との仲を深めていくことで、ようやくビジネス・集客が可能になります。

人間は多くのコミュニケーションを取った相手に対して、親近感・好意・関心を持つ生き物です。

そのため、ユーザーとコミュニケーションを取らないアカウントはユーザーが離れてしまいます。

投稿するだけでなく、フォロワーの投稿にいいね・コメントすることで、ユーザーとの信頼関係を築くことを行いましょう。

その他にも、フィード投稿だけでなく、ストーリーズ投稿も行い、ユーザーがアクションしやすい状況を作るようにしましょう。

アルゴリズム的にもやり取りが多い方がベター

Instagramのおいてのアルゴリズムとは、「AIが自動でユーザーの好みに合う投稿を表示する仕組み」や「ランク付けを行うルール」のことです。

Instagram内のAIが様々な反応数を元にして、多くの投稿の中からそのユーザーの好みに合う投稿を選んでくれます。

アルゴリズムは数千の指標(シグナル)によって決定されています。

そのため、Instagramのアルゴリズムの中でも、重要な要素を理解して、その点を重点的に伸ばしていく工夫を行うべきでしょう。

シグナルを貯めて、アルゴリズムの評価を上げるためにはいいね!や保存数などが大切になります。

そのため、見映えの良さを意識した投稿や誰かに共有したい・見せたいと思う様なコンテンツの発信を心掛けて、ユーザーから多くのアクションを頂けるように心掛けていきましょう。

また、ユーザーのコメントへ積極的に返信することも重要です。

人はコミュニケーションを多く取ると親近感・好意・関心を持つようになる傾向がありますが、これは「ザイアスの法則」があるからだと言われています。

ザイアスの法則とは、人・物・サービスに何度も触れることで警戒心が薄れ、関心・好意を持ちやすくなるという心理的な効果のことです。

つまり、Instagramアカウントの運営を行う上でも、ユーザーに対して積極的にやり取りの回数を増やすことで、ユーザーの信頼度が向上し、製品の購買に繋がっていきます。

Instagramのバグの可能性も

Instagramアプリのバグが原因でフォロワーが減ってしまうこともあります。

その場合には、Instagramアカウントで更新している内容が悪いということではありませんので、そこまで気にする必要がありません。

202211月にも一度バグが発生し、多くのアカウントのフォロワーが減った事件が起こりました。

 Instagramのフォロワーを増やすには

Instagramアカウントのフォロワーを増やすためには、「間違っても焦ってフォロワーの購入はしない」「コンセプト設計」「アルゴリズムを理解する」「しっかりと分析と改善に注力する」「適切なハッシュタグを付ける」「プロフィールを適切に設定する」「ユーザーが求める情報を発信する」「フォロワーとの距離を近める」の8つを意識すると良いでしょう。

以下で一つずつ解説していきます。

間違っても焦ってフォロワーの購入はしない

一時的にフォロワーが減ってしまったことに焦ってしまい、お金を払ってフォロワーを買う企業もありますが、そういった対応はしないようにしてください。

フォロワーの購入をオススメしない理由ですが、以下の3点になります。

利用規約違反にあたるため

利用規約ではフォロワーの購入が禁止されていますので、運営に発覚しますと利用規約違反としてアカウントを凍結されてしまう危険性があります。

社会的な信用を無くすため

フォロワーに購入がバレてしまった場合、ズルをした・ユーザーを騙したという印象を与えてしまうため、「信用できないアカウント」というイメージが世間に定着してしまう恐れがあります。

マーケティング成果に繋がらない

購入したフォロワーは偽のフォロワーになりますので、自社が更新するコンテンツには興味を持ってもらうことができません。

お金を払ってフォロワーを増やしても、マーケティング成果に繋がらないので経費の無駄だといえるでしょう。

 

フォロワーが一時的に減ったとしても、Instagramの運用の方法に問題がなければ、また必ずフォロワーは増えていきます。

焦ってフォロワーを購入するよりも、アカウントの投稿内容・運用方法を検討して、ユーザーに支持されるアカウントを目指しましょう。

コンセプト設計

アカウントのコンセプトを設定すると、ユーザーに支持されるアカウントに近づくことができます。

コンセプト=発信のベースとなる考え方であり、投稿前に決めておかないと、発信内容がブレてしまいます。

コンセプトの設定は以下の点に気を付けましょう。

発信するジャンルを決める。

ロールモデル・提供価値・ペルソナ等を決める。

上記の点に気を付けて、コンセプトを考えていきましょう。

アルゴリズムを理解する

Instagramのアカウントの運用を成功させ、フォロワーを増やしていくためには先程も説明しましたが、「アルゴリズム」を理解する必要があります。

アルゴリズムで重要となる項目は「フォロワーからのエンゲージメント」になります。

エンゲージメント率が高いアカウントは、ユーザー側から見て質の高いアカウントという判断になりますし、投稿も伸びやすくなるでしょう。

アルゴリズムに基づいて運用を行うと、アカウントの質が高くなり、フォロワーが増えていきます。

Instagramの伸ばし方をさらに詳しく知りたい方は、以下のURLの記事をご覧ください。

Instagramで企業アカウントのフォロワーを増やすには?平均フォロワーや運用方法 | Hummingbird (humming-bird.info)

 しっかりと分析と改善に注力する

Instagramアカウントでただ投稿を行うだけでなく、投稿によって得られた結果から分析や改善を行わなければ、質の高い運用を維持できません。

成功事例から学ばなければ、質の高い投稿は維持できませんし、失敗した理由が分からないと同じ失敗を繰り返すことになります。

そのためには、Instagramの公式の機能である「インサイト機能」を使用するようにしましょう。

インサイト機能では、「リーチしたアカウント数」「アクションを実行したアカウント」「合計フォロワー」の3つの項目を確認できます。

Instagramのインサイト機能についてさらに詳しく知りたい方は、以下のURLの記事をご覧ください。

Instagramのインサイトとは?見られるデータから注意点まで徹底解説! | Hummingbird (humming-bird.info)

 プロアカウントに切り替えよう

 

インサイト機能を使用するためには、プロアカウントに登録する必要があります。

プロアカウントに登録すると8つのメリットがあります。

インサイト機能が使用できる

カテゴリラベルの表示ができる

問い合わせ先の表示ができる

④DMテンプレートが使用できる

⑤DMのフォルダ分けが利用できる

有料広告を出せる

⑦Instagramショッピングが使用できる

⑧Facebookと管理権限を共有できる

Instagramのプロアカウントについてさらに詳しく知りたい方は、以下のURLの記事をご覧ください。

Instagramのプロアカウント(企業用アカウント)とは?作り方から活用方法までをご紹介 | Hummingbird (humming-bird.info)

 

Instagramで投稿を行う際には、適切なハッシュタグを付けることを心掛けましょう。

多くのユーザーに投稿を見てもうために必要になるハッシュタグですが、投稿内容に合った尚且つユーザーに見つけて貰えるようなハッシュタグを設定する必要があります。

投稿内容とハッシュタグがあまりにも違っていると、ユーザーから信頼を落とすことに繋がりますので、適切なハッシュタグを付けるようにしてください。

プロフィールを適切に設定する

(引用:Kurashiru [クラシル] 料理・献立・レシピ(@kurashiru) | Instagram

Instagramアカウントのコンセプトを決めましたら、プロフィールの内容についてもコンセプトに合った内容に設定していきましょう。

ユーザーはまず投稿内容を見て次にプロフィールを確認し最後にフォローするという流れで確認されますが、プロフィールの内容がいまいちですと、フォローして頂けない可能性があります。

プロフィール内容を適当には記載せず、発信を行うジャンルやフォローするメリットを載せるようにしてください。

ユーザーが求める情報を発信する

アカウントのコンセプトに沿って、ユーザーが求める情報を発信するようにしましょう。

先程も説明したアルゴリズムを意識しつつ、投稿を行って宣伝のみにならないように心掛けてください。

また、フォロワー数に応じて内容も変更させると良いでしょう。

例えば、フォロワー数が少ない場合には、具体的な内容を発信してユーザーの心を掴み、フォロワー数が増えてきましたら、抽象的な内容にシフトして大衆向けの投稿を行うようにしましょう。

同じような投稿ばかりはNG

(引用:ワンピースクローゼット(@wanpi.n) | Instagram

アカウントのコンセプトを大切にすることも重要ですが、統一感を求めるあまり、同じような写真・投稿ばかりが続かないように気を付けましょう。

同じような投稿が続くとフォロワーは飽きてしまうため、フォローを外されてしまう可能性が高くなります。

フォロワーを飽きさせないためにも、「メインテーマ+サブテーマ」を設定するなどして、同じ投稿が続かない工夫をしましょう。

フォロワーとの距離を近める

フォロワーはアカウントの投稿内容だけでなく、運用を行っている方とのコミュニケーションを楽しみにしているケースも少なからず存在します。

情報発信以外にも、フォロワーからのダイレクトメール・コメントへのレスポンスの早さ、対応の丁寧さを心掛けていき、フォロワーと積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。

そうすることで、フォロワーとの距離を縮めることができます。   

Instagramをビジネスでより活用するには?

いかがでしたでしょうか?

実は、Facebook社よりInstagramで使用できるMessenger APIのアップデートを発表されました!(2020/10/19)

チャットボット等の外部ツールと連携し、よりInstagramをビジネスに活用しやすくなります!

詳細は以下の記事で紹介しておりますので、Instagramをより活用したいと考えている方はぜひご覧ください!

Instagramのチャットボットとは?メリットや出来ることをご紹介(Messenger API) hachidoriでは、経験豊富なコンサルタント・カスタマーサクセスが貴社のビジネスに伴走する形で支援します。 この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひインスタオートDMサービスサイトよりお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる