Instagramを企業等で運用し集客やマーケティング、認知度向上、購買促進を行うにはハッシュタグの有効的な活用は欠かせません。
Instagramは他のSNSと比較し拡散力には弱点があります。ただがむしゃらにキーワードを入力してもユーザーに届けたい情報が届くわけではありません。
効率的なつけ方を学び、ハッシュタグを有効活用してフォロワー、『いいね!』のUPに繋げましょう。そうすることで購買行動にもつながります。
Instagramのハッシュタグとは
ハッシュタグはInstagramの投稿の文章の中に打ち込むことができるタグのことです。
テキスト部分に『#』を付けてタグをつけます。投稿のキャプションやコメントに追加することができます。
全体に公開しているアカウントでハッシュタグを付けるとハッシュタグページに表示されるようなり、該当するハッシュタグが付いた投稿を見ることができます。
ユーザーはハッシュタグにてInstagramの投稿を探すことが可能となります。 ハッシュタグは1つの投稿に30個までつけることができます。
InstagramでSNSマーケティングやブランディングをするなら、投稿に関連するハッシュタグを最低10個以上つけるとよいといわれています。
Instagramはハッシュタグが非常に大切
閲覧数や集客数UPには必須です。『ハッシュタグ検索』には下記3つの特徴があります。
- 完全一致の検索結果のみ表示がされる
- 通常のテキストにハッシュタグと同じ単語を用いても検索対象外
- 複数の同時検索不可
Instagramは他のSNSより拡散力が弱く、集客するためにはハッシュタグの活用が大切なポイントになります。
上手に活用することで、自社の顕在顧客/潜在顧客に効率的にリーチすることが可能です。
ハッシュタグフォロー機能があり、『旅行』『ランチ』『ファッション』など、特定の話題に興味がある人が集うコミュニティのような役割があります。ハッシュタグの集客効果は下記3つです。
- ハッシュタグ検索による招集
- 同一ハッシュタグを多くのユーザーに使ってもらい認知度UP
- ハッシュタグフォロー機能による招集
拡散力が弱く、投稿しただけでは多くの人に情報を届けることが難しいといわれており、多くの潜在顧客にリーチすることが可能となります。
ハッシュタグをフォローする機能
ハッシュタグをフォローする機能があり、関連情報を集めることができます。
企業のアカウントをフォローせずとも、ハッシュタグでユーザーにリーチすることが可能です。企業で認知度の向上や、購買行動の促進にはハッシュタグがカギとなります。
効果的なハッシュタグの付け方
効果的に付けることがポイントになります。付け方をチェックし取り入れましょう。 付け方を工夫することで認知度UP、購買行動につながります。
ハッシュタグはなるべく30個使用する
1つの投稿に使用できるハッシュタグの数は最大30個です。31個以上のタグをつけてしまうとコメントできなくなるので注意しましょう。
ミドルワード・スモールワードのハッシュタグも使用する
多数のユーザーに使用されている『ビッグワード』、使用数が少ない『スモールワード』、その中間の『ミドルワード』に分けられます。 ランチを例にすると ランチ関連のハッシュタグでは、
- ランチ
- 原宿ランチ(場所+ランチ)
- 具体的な原宿のランチ名
上記の場合
- 『ランチ』:ビックワード
- 『原宿ランチ』:ミドルワード
- 『具体的なランチ名』:スモールワード
となります。
ビックワードは多くのユーザーが使っていますが、抽象的で具体的ではありません。
ビックワードだけでは『原宿でランチを検索しているユーザー』や『そのランチに興味があるユーザー』に投稿が届きません。
ミドルワードやスモールワードはビックワードより具体的で、その情報に関心、興味のあるユーザーが検索していることが多いため取り入れることが集客にもつながります。 具体的で投稿数も多すぎないものを選定すると効果的です。
投稿内容と関連するハッシュタグを使用する
投稿内容と関連があるものを使いましましょう。
Googleなどの検索エンジンで調べものをするようにユーザーは自身の関心や興味のあるハッシュタグを検索します。ハッシュタグと投稿の内容があっていればフォロー数の増加にもつながります。
他の人気投稿・人気アカウントのハッシュタグの使い方をマネする
すでに上位に表示されているアカウントのハッシュタグを研究しマネしてみることも効果的です。
人気があり、閲覧数が多い投稿には『いいね!』が付きやすいハッシュタグの選定、写真の撮り方など参考になることが多いです。
ただし、Instagramのアルゴリズムは常に変化しているため、過去有効だったものが今有効であるとは限りません 常にアルゴリズムの変化に仮説を立て、様々な投稿を見てみることで攻略の糸口が見えてきます。
ツールを使用する
効果的なハッシュタグを発見するために、ツールを利用することも効率的です。
人気のハッシュタグを検索することができるサポートツールを無料で使うことができるため活用し、Instagramの運用に活かしましょう。
ハシュレコ
お勧めのハッシュタグを検索できるツールです。入力したキーワードに関連するワードが一覧で出てきてコピーすることができます。
instatool
お勧めの関連ハッシュタグを表示してくれるほかに、ハッシュタグが検索された回数も調査できます。複数のキーワードを調べることができ、CSVでダウンロードも可能です。
タグ検索を利用する
タグ検索機能を利用してハッシュタグを探してみると関連のあるハッシュタグとその投稿数を確認することができます。
コミュニティに強いハッシュタグを使用する
特定のテーマに関心ある人たちが繋がるコミュニティのハッシュタグが存在します。
例えば『#〇〇部』『#〇〇好きと繋がりたい』『#〇〇のある暮らし』など、特定の話題に関心があるユーザーに使われている人気のハッシュタグがあります。
これらは共通の趣味、商品、サービスに関心が強く、積極的にコミュニケーションを取り、繋がりを持ちたいと思っているユーザーが使っているハッシュタグです。
ターゲットとするコミュニティのハッシュタグを見つけ、取り入れることがフォロワーUPや認知度向上につながります。
インフルエンサーと同じハッシュタグを使用する
インフルエンサーが使っているハッシュタグを研究することも大切です。
自社のターゲットとなるユーザーに支持されているインフルエンサーの投稿を確認し、同様のハッシュタグを使ってみることがポイントです。
インフルエンサーが使っているハッシュタグから自社に流出してくる可能性があります。
ハッシュタグを有効活用した事例
有効活用した事例をご紹介します。商品やサービスの認知度UPや購買行動に繋がっています。
BASE FOOD
食品系D2C会社のBASE FOODは自社に関連するハッシュタグのついたユーザーの投稿を自社の広告用のランディングページに活用し、ランディングページを見ている人に親近感を持ってもらえる投稿を掲載。
ランディングページのCVRは1.24倍となりました。
GU
アパレルブランドの『GU』は『GU-MANIA』というコミュニティを運用し『#GUMANIA』でユーザーからコーディネート投稿を募集しています。投稿数は15.8万件を超える人気のハッシュタグです。
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