2017年より日本でも本格展開されたEC構築プラットフォーム「Shopify」。
日本での利用者も増えており、今では世界No.1のECプラットフォームにまで成長しています。
「Shopifyって何で注目されているの?どんな機能があるの?」
「どのプランを選択するのが最適なの?」
「他のECサイトとの違いは?」
上記の悩みや疑問を解決しつつ、本記事では、Shopifyが注目される背景や事例、詳しいプラン内容までを紹介します。
Shpifyとは?
Shopify(ショッピファイ)とは、本格的なネットショップが誰でも簡単に開設できるECプラットフォームです。
複数のプランがあるので、目的に合わせて最小限の費用で導入が可能で、決済手数料も安く、幅広い機能に対応しているため人気となり、創業から僅か10数年で世界NO.1のシェアを誇っています。
2017年には日本法人が設立され、2020年には前年比228%増の新規出店数の伸び率までに成長。
今ではBASEなどの国産のEC構築プラットフォームも出てきていますが、そうしたEC構築プラットフォームの先駆けとして世界はもちろん、日本国内においても大きな存在感を示しています。
表面上はShopifyを導入して手軽に構築されたECサイトであることはわからないのですが、皆さんが利用されているECサイトも実はShopifyによるものだった、なんてこともあるかと思います。(事例については後述。)
今後、ますます利用が増えていき「新世代のEC構築プラットフォーム」になることが予測されます。
Shopifyが注目される背景
Shopifyが国内外でシェア拡大を続けている理由は、以下のようなEC市場の大きな3つの動きがあります。
また、ノーコードと呼ばれるプログラミング不要でサービス構築ができるプラットフォームが流行しているように、技術的にも簡単にノンプログラミングでサービス構築出来る文化が一般的になりつつあることも要因として挙げられます。
D2Cブランドが存在感を増している
D2Cとは、メーカーやブランドが自ら企画・製造した商品を、自社のECサイトを使って直接消費者に販売する仕組みです。
これまでは楽天やAmazonなどのモールに出店することが一般的でした。
特に、SNSが広まったことにより、作り手のビジョンや思いなどをダイレクトに伝えることや、1人1人の顧客の声を聞くことが可能になりました。
その結果、個性的で消費者の細かいニーズに応える「D2Cブランド」が誕生しています。
D2Cブランドは、ECサイトのデザインなどからもブランド独自の思いやビジョンなどでブランディングをしていくことでファンを増やしていくことが主流のため、自社でECサイトを持つこと、しかもデザインや機能に優れているECサイトを持つことの需要が高まったのです。
ShopifyはこういったD2Cブランドに人気のあるサービスです。
D2C(Direct to Consumer)とは?成功事例と共にわかりやすく徹底解説
OMOが導入され始めている
現代のマーケティングにおいて、O2Oやオムニチャネルは欠かせないものとなっています。
つまり、オフラインやオンラインそれぞれで、様々なユーザーとの接点を持つ事が一般的になっています。
インターネット上に情報が溢れているため、ユーザーは基本的には商品を知ってその場ですぐは買いません。
例えば、店舗で商品を知ればSNSで口コミを調べてECサイトで購入したり、逆にネット上で商品を知ってから実物を見るために店舗に行くなどの行動をとります。
今ではさらに一歩踏み込んだ概念である「OMO」に注目する企業が増えています。
OMOとは「オンラインとオフラインが融合した世界」という意味の言葉です。
今まではオンラインとオフラインの役割を分けて考えていましたが、OMOでは、オンラインとオフラインの相互で体験がスムーズであることが求められます。
OMOの事例として、シェアリング自転車やデリバリーフードビジネスなどが挙げられ、既存のインターネットとリアルな店舗・サービスの役割の境目が変化し、より流動的になっています。
そのため、ただ購入するためだけのECサイトではなく、様々な付加価値を実現できる多機能なECサイトが求められるようになっています。
マルチチャネル化の必要性が高まっている
チャネルとは商品を消費者まで届ける流通経路のことで、マルチチャネルとは顧客との接点を多く用意することを意味します。
コロナ禍では多くの店舗が休業となり、これをきっかけに、販売チャネルの多様化や収益源の分散に対する意識が高まりました。
Shopifyを使用したECサイト事例
冒頭でも述べたように、今では日本を含め世界中でかなりの数のECサイトがShopifyによって構築されています。
国内・海外においてShopifyによって構築されたECサイトの事例を多数紹介していきます。
皆さんのECサイト活用目的に近い事例が見つかりましたら、ぜひ構築のイメージ立てに活用ください。
ShopifyによるECサイトの国内事例
ShopifyによるECサイト事例のまずは国内事例からご紹介していきます。
TOGA
日本を代表するファッションハイブランド「TOGA(トーガ)」のECサイトはShopifyも作られています。
シンプルながらかなりハイセンスなデザインのECサイトになっています。
一見するとECサイトに見えないため、ブランドのイメージを損なう事なく、ECサイトとして成立させています。
例えばamazon上に商品だけが並んでいる形だと、こうしたブランドイメージは伝わらないでしょう。
洋服のデザインが分かりやすいような商品詳細デザインが実現できるのも、Shopifyならでは魅力です。
SNSはtwitter・Instagram・Facebookとも連携しており、お気に入りリストが作成できる機能などを実装しています。
RiLi
女性向けファッションメディアRiLi(リリ)が運営している「RiLi STORE(リリストア)」もShopifyを利用しています。
韓国ファッションを中心に取り扱っており、10代~20代の女性に大人気のセレクトショップです。
「予約」や「◯%OFF」などのバッジをつけており、ユーザーに分かりやすいサイトデザインが印象的です。
さらに、在庫切れの商品が再入荷時にアラート(EメールまたはSMSテキストメッセージ)が鳴る機能も追加しており、ユーザーのエンゲージメントとコンバージョンを高める設計になっています。
ShopifyによるECサイトの海外事例
次に、ShopifyによるECサイト事例の、海外の事例を紹介していきます。
Red Bull
全世界で人気なエナジードリンク「Red Bull(レッドブル)」の公式ECサイト内ではアパレルアイテムなどを取り扱っています。
このようなグローバル展開している有名ブランドもShopifyを利用しています。
購入すると大胆な商品レコメンドが表示される機能を追加しています。
これにより、お客さんのLTV(ライフタイムバリュー)を向上させます。
サンリオ
日本発祥の代表的なキャラクター「サンリオ」のイギリスとアメリカのECサイトはShopifyで作られています。
サンリオの世界観を実現したデザインは、自由度の高いShopifyだからこそ実現しました。
SNSはtwitter・Instagram・pinterest・youtube・Facebook・tiktokと連携しており、SNSマーケティングに力を入れているのが分かります。
ちなみに、Shopifyでは独自の機能の他に、アプリケーションを選択することで簡単に機能を拡張させることも可能です。Shopifyのアプリについては以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
【最新版】本当に使えるshopifyアプリを目的別にまとめました
Shopifyを導入するメリット・デメリット
Shopifyを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?デメリットの面と合わせて解説していきます。
Shopifyのメリット
ShopifyでECサイトを構築するメリットは何か、ここでは4つの特徴を紹介します。
豊富なデザインテンプレート
現在、有料・無料を合わせると100種類以上のデザインテンプレートが公開されています。
このデザインテンプレートは「テーマ」と呼ばれ、デザインのカスタマイズや自作もできます。
簡単なカスタマイズであれば、画面上で直感的に行うことが可能です。
事例でも紹介してように、Shopifyのテーマを利用したオシャレECサイトがたくさん作られています。
拡張性が高い
ShopifyにはECサイトを開設するために必要な機能があらかじめ備わっています。
さらに2,000以上ある「Shopifyアプリ」と呼ばれる拡張機能を使えば、マーケティング、SNS連携、配送手配、SEO対策、送付状印刷などの機能を追加できます。
【最新版】本当に使えるshopifyアプリを目的別にまとめました
マルチチャネル販売ができる
作成したECサイト内だけでなく、連携させて様々なチャネルで販売するための機能があるのも便利です。
例えば、SNSにEC機能を持たせたり、ブログやブランドサイトなどのオウンドメディアにECカートボタンを設置したりすることができます。
さらには、Shopify POSを使えばオンラインで注文し実店舗で商品を受け取ることが可能です。
Shopifyを使えば簡単にOMOを実装する事が可能です。
世界中の言語や決済方法をカバー、越境ECに強い
Shopifyのプラットフォームは20カ国語に対応しています。
世界中の決済方法や海外配送手配、さらに各国の税率への対応もしており、越境ECにチャレンジしやすい環境です。
弁当箱や食品サンプルなど、日本的な商品を扱うECが海外で注目を集めている事例もあります。
Shopifyのデメリット
先に紹介した多くのメリットを誇るShopifyですが、日本国内に導入されて間もないため、デメリットもいくつかあります。
日本向けアプリが少ない
サードパーティアプリの主要な開発会社は海外に多く存在するため、説明のページが英語であることが少なくありません。
人気のアプリに関しては、利用方法を日本語で解説したブログも多く存在しますが、レビューの無い海外アプリの導入に抵抗があるかもしれません。
また、日本では当たり前に利用されているポイントや定期購入などのアプリも提供している企業は少なく、課題感に感じることもあります。
改良にはHTMLやCSSの知識が必要
Shopifyはデザイン性が高くシンプルなので、プログラミングの知識が無くても簡単にテーマのカスタマイズが行えます。
しかし、装飾やサイト構築などの知識があれば、より一層サイトの価値を高めることができるため、テーマのテンプレートでは表現できない詳細な設定をしたい場合は、HTMLやCSSの知識が必要です。
Shopifyの料金プラン
Shopifyには利用できる機能に合わせて複数のプランが存在しています。
プランごとにどのような機能が利用できるのか?それぞれのプランはどんな人に向いているのかを解説していきます。
Shopifyの月額利用料
Shopifyは初期費用が無料なので、初期費用は掛かりません。
掛かる費用は月額利用料金と決済手数料、取引手数料のみです。以下にて詳しく紹介しています。
Shopify ライト |
ベーシック | スタンダード | プレミアム | Shopify
Plus |
|
月額費用 | $9 (約945円) |
$29 (約3,045円) |
$79 (約8,295円) |
$299
(約31,395円) |
$2,000 (約210,000円) |
上記で紹介した通り、Shopifyの月額利用料金は選ぶプランによって変化します。
Shopifyにはベーシック・スタンダード・プレミアムと主要な3つのプラン
最も安いプランの「Shopifyライト」・エンタープライズ向けの「Shopify plus」の合計5つになります。
主要プラン
①ベーシックプラン
→小規模なストア、個人ストア向け
②スタンダードプラン
→中規模なストア、チームでサイト運用予定の方向け
③プレミアムプラン
→大規模なストア、本格的なマーケを行う方向け
その他のプラン
①ライトプラン
→最低限の機能で商品を販売したい方向け
②プラスプラン
→取引量が多いサイト、越境(海外販売)EC、BtoB向けの卸売サイト向け
プランの大きな違いとしては販売手数料、カスタム配送料、スタッフアカウント数、レポート、ギフトカードが挙げられます。
利用目的に応じて、最適なプランを選択できるのも特徴です。
プランごとにできる機能とは?
続いてプランごとに使用できる機能を紹介していきます。
Shopify Liteプラン($9・約945円/月)
Shopify LiteはECサイトの構築をせず、カートボタンを設置する機能のみを提供しています。
既存のWebサイト・ブログ・SNSにShopifyの販売機能を追加し商品を売るためのライトプランとなります。
例えば、既存のInstagramページにショップの機能を追加することで、Instagramのページで商品の販売をできる仕様になります。
ベーシックプラン($29・約3,045円/月)
ベーシックプランはShopifyの主要プランの中では一番安価なプランです。ベーシックプランからはオンラインストアの構築が可能となります。
ベーシックプランの場合は、スタッフアカウント数が2つまでであり、少人数でストアの管理・運営を行っていく仕様になります。
スタンダードプラン($79・約8,295/月)
スタンダードプランは3つの主要プランの中で中間に位置するプランです。
クレジットカード手数料や取引手数料がベーシックプランよりも低く設定されており、スタッフアカウント数が5つまで増えます。
ベーシックプランと比較し、よりチームでスタッフごとに役割を増やしてストアを管理・運営することが可能です。
また、スタンダードプランからは、プロフェッショナルレポート機能が使用可能となり、リピーターとなっている顧客の情報・初めてのお客様とリピーターへの販売の比較・国別のお客様のデータなどを所得することができます。
プレミアムプラン($299・約31,395/月)
プレミアムプランはShopifyの主要プランの中で最も高額となっています。
プラン自体の値段は高いですが、取引手数料が最も安くなっていることから、収益次第では、おすすめのプランとも言えます。
プレミアムプランではスタッフアカウント数が15個までになり、高度なレポート機能を使用することができます。
高度なレポート機能では流入経路別の分析・ロイヤルカスタマーやリスクのあるお客様の分析なども可能です。
より大人数でマーケティングにも力を入れていきたい・収益が大きく安価な取引手数料によって恩恵を受けることができる方などにおすすめのプランです。
プラスプラン($2000・約210,000/月)
Shopify Plusは通常のShopifyプランよりも費用がかなり高く、3つの主要プランよりもさらに「取引量の多いストアや大企業向けのプラン」です。
Shopifyは上記に紹介した主要な3つのプランで、できることの幅が非常に広いですが、通常プランだけではできない部分もあり、Shopify Plusはその部分をカバーした最上級のプランとなっています。
Shopify Plusでしかできないこととして、以下の5点が挙げられます。
- チェックアウト画面・機能のカスタマイズ
- サイトの時限設定
- ワークフローの自動化
- パーソナライズされたプロモーションの自動表示
- 1契約で10サイトまで開設可能
本来のShopifyと比較しできることの幅が広く、スタッフアカウント数も無制限です。
以上の特徴から、Shopify Plusは大企業でストアの管理者が多い場合や海外向けに地域別のストアを複数用意したい方などに向いているプランです。
決済手数料・取引手数料
決済方法は以下の通りです。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Apple Pay
- Google Pay
- PayPal
- Amazon Pay
- paidy
- bitpay
- SB Payment Service
Shopifyでは主に上記の決済方法が使えます。
クレジットカードはShopifyの設定画面にあるShopify payments」を有効化すれば下記のカードや決済方法が使えます。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
Shopify paymentsは初期費用や月額固定費は掛からず、決済手数料のみ発生する便利なものであり
Shopify管理画面で必要なストア情報を入力するだけで利用開始できます。
ベーシック プラン |
スタンダード プラン |
プレミアム プラン |
Shopify Plus |
|
月額費用 | $29 (約3,045円) |
$79 (約8,295円) |
$299 (約31,395円) |
$2,000 (約210,000円) |
国内発行か
カード手数料 |
3.4% | 3.3% | 3.25% | 3.15% |
海外発行 カード手数料 |
3.9% | 3.85% | 3.8% | 3.75% |
Shopify payments 利用時の取引手数料 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
Shopify payments
不使用時の追加料金 |
2.0% | 1.0% | 0.5% | 0.15% |
上の表が「Shopify payments」を有効化したときに発生する手数料です。
ベーシックプランの契約で月30万円を日本のクレジットカードで売り上げた場合、
30万円×3.4%で13,400円の決済手数料が引かれます。
どのプランを選択すれば良いか?
Shopifyのプランを決める際のチェックポイントは次の通りです。
ECサイト運営に関わる社内リソースの確認
Shopifyはプランごとに登録可能なアカウント数が異なります。そのため、ECサイト運営に関わる社内リソースを確認してプランを選ぶことも大切です。
ECサイト運営には在庫管理や売上管理、広告効果測定やレポートの作成など様々な業務が存在します。
リソースが足りない中で、登録アカウント数が多いプランで契約しても機能をフル活用できません。一方で、足りないリソース分をアプリなどで補う場合も想定されます。
リソースに対して、Shopifyの機能に過不足が無いように、事前に社内リソースについて確認することが必要です。
実店舗がある場合はPOS機能を重視
実店舗を運営している場合はPOS機能を重視して選ぶのがポイントです。
POS機能とは日々の売上や在庫数などを集計して分析できるシステムです。
実店舗とECサイトを合わせて運営していく際になくてはならない機能になります。
Shopifyではプランごとに利用できるPOS機能が異なるので、確認が必要です。
- レジスタシフト
- ハードウェア周辺機器のサポート
- スタッフPOS PIN
- 利用できる店舗数
この機能がベーシックプランでは利用できないため、複数店舗やスタッフが居る場合には、スタンダードプラン以上を利用することが必要です。
手数料と月額費用の確認
ShopifyでECサイト運営を行うためのコストには、決済手数料や販売手数料も含まれます。
販売手数料はShopify paymentsを利用することで無料になりますが、決済手数料は月額プランに応じて商品が購入されるごとに必ず発生するので、想定される売上規模によって最適なプランを選ぶことが大切です。
売上が一定以上になると、月額費用よりも決済手数料の方が大きな負担になってきます。
例えば、全て国内のクレジットカードで決済した場合で考えると、売上500万円以下の場合はベーシックプラン、500万円以上の場合はスタンダードプラン、2億2000万円以上の場合はプレミアムプランにするなど、売上から考えてプランを検討できます。
Shopifyと他カートとの比較
ECサイトのタイプ
ECサイトには「オンプレミス型」と「クラウド型」の2つのタイプがあります。
「オンプレミス」とはサーバを自社内に所有し自社内で運用することを指します。
「クラウド」とはクラウド提供事業者が保有するサーバやサービスをレンタル利用することです。
オンプレミス型はサーバーを自社で所有するためエンジニアが必要となり管理コストが高くなります。
また、機能追加や新しい技術への対応などに関して自由度は高いですが、追加投資が必要となるため気軽に行うことが難しいです。
クラウド型はサーバーをレンタルするため障害対応などが不必要となり、管理コストが低いことが特徴です。また、セキュリティ機能は基本機能として提供されているので、懸念要素は少ないです。
コストの削減や追加機能や新技術の対応スピードといった様々な面でクラウド型が有利と見えますが、選ぶカートによって機能拡張性やカスタマイズが限られるので、クラウド型ECカート内でも検討する必要があります。
無料ECカートとの比較
以上を踏まえて、無料で利用できるECカートをShopifyと比較します。
Shopify・BASE(ベース)・ STORES(ストアズ)との大きな違いは、無料プランの有無、機能の豊富さ、開設の簡単さ、手数料金が挙げられます。
Shopify | BASE | STORES | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | $9(約945円)〜$299(約31,395円) | 0円 | 0円〜1,980円 |
取引手数料 | 0円 | 3% | 0円 |
決済手数料 | 3.25%〜3.9% | 3.6%+40円 | 有料3.6% 無料:5% |
外部連携 | ◎ | △ | △ |
機能の自由度 | ◎ | △ | △ |
BASEとは?
BASE(ベース)は「3つの項目を埋めるだけですぐにショップを開設できるネットショップ作成サービス」というキャッチコピー通りに誰でも手軽にネットショップが作成できるサービスです。
Shopifyと異なり利用料は無料で、商品が売れると手数料が掛かる仕様になっています。
STORESとは?
STORES(ストアズ)とは、無料または月額契約をすることでECサイトを開設できるサービスです。
BASE同様に、ECサイト開設の簡単さを強みにしているサービスです。BASEと異なる点として有料プランが存在します。
BASEやSTORESと比較して、Shopifyには無料プランが存在せず、構築にも多少時間がかかりますが、デザインのクオリティーや様々な機能を追加することができるので高性能なECサイトを開設することができます。
まとめ
誰でも手軽に自社ECサイトを開設でき、ECサイトに求める機能やデザイン性などの要望も的確に応えてくれるプラットフォームが「Shopify」です。
本記事では、特徴からプラン内容、細かい料金体系など細かい中身を紹介してきました。これを機にShopifyで自社ECを始めるための参考にしてください。
余談ですが、EC運用に合わせてSNSの運用は出来ていますでしょうか?
ECにおいて、SNSの活用は必須です。
LINEやInstagramをECに活用した事例を下記にてまとめていますので、併せてぜひご覧ください。