今すぐできる、ECサイトにアクセス数を増やす施策9個を徹底解説

今すぐできる、ECサイトにアクセス数を増やす施策9個を徹底解説

皆さんの会社のサービスは、ECサイトを利用して販売していますか?

不便そう、うまく使えなさそう…という理由で導入していない方や、

導入しているけれどアクセス数が増えずに売れ行きが伸びないとお悩みの方も多いと思われます。

そこで、こちらの記事では以下のようなことについてご説明していこうと思います。

  • ECサイトの集客経路
  • ECサイトのアクセスの増やし方
  • アクセス数を増やす最もおすすめな方法
目次

ECサイト運営はアクセス数が肝

結論から申し上げますと、アクセス数=サービスに興味を持ってくれている人、顧客になる可能性のある人です。

そのため、アクセス数が少ない=興味を持ってもらえていない、そもそもサービスの認知度が低いといった、サイトに来てもらえない何かしらの理由があるといえるでしょう。

ECサイトを運営するにあたって、もっとも重要な要素こそが”アクセス数”になります。

そのため、アクセス数を増やすために以下のような知識をしっかりと身に着けておく必要があるのです。

  • ECサイトにアクセスしてくる経路
  • アクセス数を増やすための工夫

 

ECサイトがアクセスを集める主な集客経路

ECサイトのアクセス経路や特徴などについて、簡単な表にまとめました。

集客経路は大きく分けて、以下の5種類に分類されます。

 

種類 アクセス元 特徴
自然検索流入 Google、yahoo、Bingなど 検索エンジンで検索した結果をクリックして、サイトを訪ねて来ること
有償検索流入 Google、yahoo、Bingなど 検索エンジンにお金を払って、広告を表示してもらう。そこからアクセスして来ること
SNS流入 Twitter、Instagramなど アクセス元のようなSNSに掲載されたリンクからアクセスして来ること
外部サイトからの流入 別のサイト 別のサイトに掲載されたリンクからアクセスして来ること
直接流入 お気に入り、ブックマーク ブックマークやお気に入りのように、URLを直接入力してアクセスして来ること。

多くの場合がリピーター。

このように、一言で「アクセス」といってもどこからやって来るかによって、購買意欲などは大きく異なっているのです。

そのため、アクセスの種類についての知識を正しく身に着けておく必要があります。

 

ECサイトの売り上げアップの公式

ECサイトの売り上げを左右する公式として、以下のような3つの要素が関係してきます。

  • アクセス数 (訪問者数)
  • 購入率(成約率、コンバージョン率)
  • 客単価(1人のお客さん当たりの購入金額)

上記3つの要素が掛け算されることによって、売り上げは決まってきます。

そのため、より多くの人にサイトに訪ねてきてもらうことがまず第一に必要となってくるのです。

多くのECサイトが利益が小さく広告は現実的ではない

基本的に、多くのECサイトは十分な利益を上げられていないというのが現状です。

インターネットで検索すれば多くの似たようなサービスをしている競合がいるケースが多く、認知度を上げるためには知名度や自分自身に特別な要素が必要となってくるでしょう。

また、ただ宣伝を行うだけでは購入につながるケースは少ないでしょう。

宣伝をしているサイトはあなたのサイトだけではないからです。

大切なことは、広告以外の宣伝方法を導入することや、宣伝と別のプロモーション方法を組み合わせたうえで、知名度の向上を図ることです。

ECサイトへのアクセス数を増やす9つの施策

それでは、アクセス数を増やすためにどのような工夫を導入すればいいのでしょうか?

今回は、9種類の施策に分類したうえで、宣伝の方法を説明していこうと思います。

SEO(コンテンツマーケティング)

各種検索エンジンで上位に表示されるように、コンテンツの質を高めたり、検索ワードで引っかかるようにタイトルなどを工夫するという方法です。

長期的な目で見れば、最もアクセス数を伸ばしやすい方法であるため、取り入れていきたい工夫の一つになります。

ただし、競合が多いジャンルの場合、SEO上位を狙うのは難しい点がデメリットです。

SNSマーケティング

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSに専用のアカウントを作成したうえで、宣伝の投稿やターゲットが見たくなるような記事・内容を添えたうえで、リンクを貼り付けることでアクセスを狙うという方法です。

メリットとしては、多くの人の目に入りやすいことです。一方でフォロワーのような、自分の投稿を見てくれる人を増やさなければあまり効果が得られないというデメリットがあります。

また、サイトを見てくれても購入に至らない人が多いため、何かと併用して利用すべき施策といえるでしょう。

メルマガ

定期的に自動でコンテンツに関するメールを送信する、という方法です。

メリットとしては、読んでくれる人がいれば購入につながりやすい点と、メールアドレスを登録してくれる人は興味を持ってくれている可能性が高い点です。

一方で、メール自体を読まないで処分されてしまうことも多いため、読んでもらえるような工夫や、登録してくれる人を集める必要があります。

口コミ

人づてにコンテンツの宣伝をしてもらう方法です。実体験をもとに、伝わっていくため比較的影響力が強い点がメリットになります。また、口コミを参考にする人も多いので、手間も少なくかつ友好的な手段の一つと言えるでしょう。

一方で、悪い口コミを書かれる可能性も高く、コントロールもしにくい点がデメリットとなります。

リスティング広告

検索エンジンで検索した際に、画面に自分のサイトの広告を表示してもらう方法です。

メリットとしては、比較的低予算で済ませることができ、かつキーワードで検索してその宣伝を見る人が多いため、アクセス数増加につなげやすい点があげられます。

一方で、競合が多いコンテンツの場合、価格が高額になるため運用しにくくなります。

ディスプレイ広告

アプリやwebサイトに広告を表示する方法になります。継続的に宣伝を見させることができるため、頭の中に印象を残しやすい点がメリットになります。

一方で、興味のない人にはスキップされてしまうため、影響力が不安定であるというデメリットがあります。

アフィリエイト広告

アフィリエイターと呼ばれる、コンテンツを宣伝するブログを書いて、利益を得ている人たちに自分たちのコンテンツを宣伝してもらう方法です。

成果が出ることで、報酬が得られる仕組みになっているため、質の高い広告が作りやすい点がメリットになります。

一方で、アフィリエイターが宣伝してくれるとは限らないため、意味がなくなってしまうケースも少なからずあります。

SNS広告

各種SNSに宣伝を掲載してもらう方法です。ターゲットを絞り込みやすいため、リスティング広告同様に影響力が大きくなり得る施策の一つになります。

しかし、効果を大きくするためには、どのSNSに、どのような宣伝を掲載するか、そのターゲットはどうするか、といった分析が必要になります。

インフルエンサーマーケティング

有名人に宣伝してもらう方法です。ファンやミーハーな人間をターゲットにできるため、影響力は非常に強いでしょう。

一方で、依頼費用が高額なため、しっかりと検討をする必要があります。また、依頼をする際にも誰に依頼をするべきか、ターゲット層を元にインフルエンサーを選ぶようにしましょう。

最もおすすめの方法はSEOによるコンテンツマーケティング

ここまでで紹介してきたコンテンツの中で、最もおすすめな施策がSEOと言えるでしょう。

工夫次第で強い影響力を持つことができ、かつ長期的なメリットを図ることができる点で優れているといえます。

SEOやコンテンツマーケティングは簡単な施策ではない

しかし、SEOやコンテンツマーケティングは競合があらゆるところに潜んでいるため、非常に難しい施策といえるでしょう。

成功させるためには、宣伝やコンテンツのクオリティを向上させる必要があります。

商品名と複合キーワードでのSEO上位を目指す

ラッコキーワードやgoogle search consoleのような、キーワードに対する検索人数を調査できるサイトなどを用いて、検索エンジンで上位を狙えるようにする必要があります。

どのようなキーワードで検索してもらえるか、キーワードをどのように設定するか、分析をしたうえでタイトルや本文を書いていくとよいでしょう、

具体的な商品ページを作り込む方法

また、商品ページを細かく作りこむことで、一つ一つのコンテンツのクオリティを高めることも非常に重要になります。

商品写真システム最大数使用する

商品の写真を多く掲載するほど、商品自体のイメージがわきやすくなるため、記事の品質を高めることができます。

商品のイメージを膨らませやすい写真を、システム最大数まで使用するとよいでしょう。

細かく商品説明を記載する

その商品がどのような商品なのか、メリットについて、成分やアピールポイントについてわかりやすく、かつ細かく記載することが大切です。

ただし、細かく書くだけではアクセス数が増えても、商品自体がどのようなものかわかりにくくなり、購入につながらない可能性があるため、わかりやすさを意識して説明文を書くようにしましょう。

口コミや商品レビューを集める

商品やサービスを体験してもらった人の口コミや、レビュー、使用前と使用後の変化などを取り入れることも大切です。

実際の体験談、というだけで信憑性をアップさせられます。

購入者にアンケートへの回答を依頼する、レビュワーなどに依頼して商品のレビューをしてもらうなどの方法で口コミを集めて、掲載するようにしましょう。

ECサイトの集客を行うときの注意点

ここまで、ECサイトを運営する際に集客する方法についてご紹介してきました。

しかし、ただ上記のような施策をやみくもにやればよいというわけではありません。

集客を行う際には、以下のような注意を払う必要があります。

広告を出すときは商品単価に見合うか考える

検索エンジンやSNSに広告を掲載するためには。媒体や方法によりますが5万円~10万円以上の資金が安くてもかかってくるでしょう。

そのため、有償で宣伝することが本当に大切なのか?現状で導入する必要があるのか?など、しっかりを分析をしたうえで導入をする必要があります。

自社ECサイトと集客方法の相性を考える

自分のコンテンツのターゲットがどのような人なのか、今までの顧客情報やアクセス履歴などを基に分析したうえで、ターゲットに合った宣伝方法を取り入れていく必要があります。

的外れな宣伝をしてしまっては、意味がないだけでなく時間も無駄にしてしまいます。

そのため、集客のための施策を実施する際は、自分たちのコンテンツにあった宣伝方法について。しっかりと分析したうえで、相性のいい施策を選択したり、併用していくことが大切になります。

EC運営に合わせて確認したいこと

EC運用に合わせてSNSの運用は出来ていますでしょうか?

ECにおいて、SNSの活用は必須です

LINEやInstagramをECに活用した事例を下記にてまとめていますので、併せてぜひご覧ください。

EC事業におけるLINEの活用方法とは?具体的な施策や事例とともに解説

【国内外、媒体別]】D2CブランドのSNS運用事例

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