Instagramにて「ブランドの認知度を拡大」「フォロワー数のアップ」など成果をあげる指標として『リーチ』があります。
リーチを意識することで改善点や顧客の行動などを知ることができ、効率化、成果に結びつくことができます。 リーチを理解して運用に役立てましょう。
リーチとは
Instagramの『リーチ』は『投稿を閲覧した顧客数』を指す言葉です。
『顧客に自分が届けたい情報が届いているのか』を知ることが、フォロワー数のアップ.までのフローに欠かせない値といえます。リーチ数をみると自分の投稿をみた顧客の数がわかります。
インプレッションと違う点
『インプレッション』という指標があります。『リーチ』と似ており投稿が顧客の画面に表示された数を表す指標です。
エンゲージメントとの違い
『エンゲージメント』という指標もあります。リーチが『投稿をみた人の数』を指すのに対し、『投稿上で顧客が行動したアクションの数』を指します。
『いいね!』や『コメント』など、閲覧されるだけでなく顧客のエンゲージメントの獲得には重要になってきます。
リーチ数を増加するメリット
リーチ数を増やすメリットは、みてくれる顧客が多いほど『いいね!』やフォローしている人の獲得、コメント、シェアなどのエンゲージメントの獲得ができやすいからです。
『フォロワー増加率』、『キャンペーン参加率』をアップするためにはリーチ数を獲得することが必須になってきます。
リーチ数が伸び悩む要因
リーチ数が増えない要因は以下4点です。
- #(ハッシュタグ)を有効的に使用できていない点
- フォローされている数が少ない点
- アップする頻度が足りない点
- Instagramを使用中の顧客が少ない時間に投稿している点
このほかにも画像の質などリーチが増えない要因は多々あります。リーチ数が増えない要因を書き出してみるとよいです。
リーチ数を確認する方法
リーチ数をみる方法をご紹介します。
ビジネスアカウントへの切替えが必須
リーチ数をみるためには『インサイト機能』をつかいます。これはビジネスアカウント、もしくはクリエイターアカウントのみで使用できるため、切替える必要があります。
インスタのクリエイターアカウントとは?ビジネスアカウントとの違いを解説
切替え以前の数値は見れないので注意
切替え以前の数値や個人アカウントのままでは『インサイト機能』は使えないので注意です。
切替えをしたのにインサイトの利用が不可な場合
アプリケーションやスマートフォンの不具合で他の機能は使用でき、インサイト機能だけつかえないことは少ないです。
フォロワー数が少数の場合や、データの集計時間が不足していることが要因だと考えられます。
フォローしている人が100人以下ではフォローしている人の詳細を確認することがでません。
画像をアップしてすぐでは数字が反映されていないことがあります。
投稿のリーチを確認する
画像の下にある『インサイトをみる』でみることが可能です。
またリーチの下に『フォローしていない人のパーセンテージ』をみる機能があります。
アカウントのリーチをみる
アカウントのリーチ数をみることは全部でどのくらいの顧客にリーチできたのかを確認することができます。
プロフィールの画面に表示されている『インサイト』をタップすると、昔のリーチ数をみることが可能です。
フィード投稿のリーチを確認する方法
コンテンツの『すべてをみる』をタップします。
はじめの画面はインプレッション数の順にならんでおり、『過去に投稿されたすべてをインプレッション数別に表示中』の表記をタップすると対象の期間を選ぶことができます。
ストーリーズ投稿のリーチをみる方法
フィード投稿をと同じようにインサイト画面のコンテンツから確認することができます。
ストーリーズの画面を上にスワイプすることで確認できます。
リーチを増加するための施策
リーチを増加するための施策をご紹介します。
投稿の頻度を増加する
画像をアップする頻度をあげることでアカウント全体のリーチの数を増加することに繋がります。
頻度をあげることで既存のフォローしている人だけでなく新規の顧客にもリーチすることが可能です。
新規投稿であるほど顧客へリーチしやすいので投稿の頻度をあげましょう。
投稿時間を工夫する
画像をアップする時間を工夫することも大切です。時間によってはInstagramを閲覧している顧客の数が異なるため、多くの顧客が活動的な時間に投稿すると、リーチ数の増加に繋がります。
プロフィール上にあるインサイトでアカウントのフォローしている人の『もっとも活動的な時間』を曜日別にみることができます。
これを参考にして顧客がより活動的な時間に、投稿することを推奨します。
コメントへの返信やいいね!を行う
顧客にコメントへの返信や『いいね!』を行うことでコミュニケーションをとることがリーチ数増加に繋がります。
取り扱いの商品やブランドへの質問に返信や良い評価をしてくれているコメントにいいね!をすることでリーチの獲得ができます。
顧客が親近感をもつことでフォローしている数が増え、コメントやいいね!も増えるでしょう。
キャンペーンを開催
顧客参加型の集客や認知度拡大を目的としたプロモーションマーケティングのひとつです。
一般顧客だけでなくゆうめいな企業も積極的に行っています。
この機能を活用した『ハッシュタグキャンペーン』が一般的で人気です。オリジナルのハッシュタグを用意し、顧客にそれをつかって投稿してもらうことで拡散、認知度向上を図ります。
過去の投稿を分析する
リーチ数の高かった投稿や低かった投稿を分析し、投稿内容の特徴を把握しましょう。
Instagramの活用には『分析』がポイントです。
リーチ数が少ない場合は改良し、リーチ数が高い投稿内容は参考にしていくなど分析と改良を繰り返すことが重要です。
新しい投稿をストーリーズでリポスト
新規で投稿をする際はストーリーズでリポストしましょう。
フィードはフォローしている顧客数が多いと埋もれてしまい、見られない可能性があるためです。
ストーリーズは手軽にみることもでき、投稿も埋もれにくいといわれています。
ストーリーズをみた顧客が画面内の投稿をタップし、実際の投稿に飛ぶことが可能となり顧客は投稿にたどり着くことができるのです。
リポスト・メンション
Instagramは拡散する機能が、いまいちですが他の顧客にリポストやメンションで多くの顧客にリーチしてもらえます。
そのために積極的にキャンペーンなどを実施しましょう。
『リポストをしてくれた顧客にプレゼント』などリポストのチャンスをつくることが大切です。
ハッシュタグを工夫する
InstagramはTwitterと比較し拡散する機能が弱いです。拡散するためにはハッシュタグの工夫が必須になります。
工夫することでリーチ数のアップに繋がります。 気を付ける点は『投稿内容に関係ないハッシュタグの使用禁止』『一つの投稿につけられるハッシュタグは30個』『人気のハッシュタグは競合に注意』です。
人気のハッシュタグをつけても投稿がうもれてしまう可能性があるため内容は工夫しましょう。
ハッシュタグの関連性が重要で関連性のないハッシュタグをいれると、他のハッシュタグと関連性があったとしても人気投稿に載る可能性が低くなってしまうので注意しましょう。
フォローしている人の増加
リーチ数を獲得するためにはフォローしている人を増加することもポイントです。フォローしている人の数が増えると拡散されるチャンスもアップし、新しい顧客にもリーチしやすくなり、リーチ数獲得に繋がります。
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