Twitter、Instagram、Facebookをビジネスで利用することは今や欠かせません。
SNSを効率よく運用していくためにはTwitter、Instagram、Facebookの違いを知り上手に使い分けることが大事です。
Twitter、Instagram、Facebookの違いや運用方法などを紹介します。
Twitter、Instagram、Facebookそれぞれの機能と違い
SNSといえば代表的なものとしてTwitter、Instagram、Facebookがあげられます。それぞれの機能と違いをみていきましょう。
Twitterはリアルタイムでのコミュニケーションを得意とするSNSです。
ユーザー層は幅広く、平均年齢は35歳といわれています。
気軽にタイムリーな短文を投稿することができます。リツイートにより情報の拡散性が高く、リアルタイムで話題を追うことができます。
Instagramは写真や動画をメインとするビジュアルコミュニケーションを得意とするSNSです。
10~20代のユーザーが半数以上を占めています。
ショッピング機能も進化し、多様な機能で「好きと欲しいをつくる」SNSです。
Facebookは実名制で世界最大のユーザー数を誇るSNSです。
広告配信では他のSNSに比べて高いターゲティング制度を誇っています。制度の高い広告ターゲティングとビジネスで活用されています。
30代の約半数が利用しているといわれています。
SNSを上手に使い分けるためには、それぞれの傾向はもちろん、どんなユーザーに届けたいか、ということを意識することが重要です。
3大SNSの使い分けの基準
3大SNSの使い分けの基準について紹介します。
Instagramがおすすめな人
Instagramは、画像や動画をメインとしたコンテンツで視覚的にメッセージを伝えることができるため、ブランドの世界観を表現しやすいことが特徴です。
様々な機能を活用することで購入したい気持ちを喚起し、実際の購入へのアクションにまでつなげられることも大きな強みといえます。
ビジュアル訴求のSNSであるInstagramに投稿する写真や動画は、美しい・かわいいなど憧れ要素のあるコンテンツに加え、実用的・マネしたくなる・共感できるコンテンツも増えています。
ビジュアルでの訴求を考えるにはInstagramがおすすめです。
Twitterがおすすめの人
リツイートが簡単で盛んに行われており、高い拡散力を持つことがTwitterの大きな魅力です。
バズ、プロモトレンドなども使いながらTwitterキャンペーンを実施することで、瞬間風速的に情報を広げて認知度を高めるといった手法も使えます。
テキストのみで投稿でき、それでも拡散されるケースもあるため、Instagramとは相性があまり良くない業態でも適している場合があります。
アカウントが伸びれば拡散や認知拡大効果が高くなるため、投稿量や自由な運用体制を確保できるなら、ぜひ取り入れたいSNSです。
Facebookがおすすめの人
Facebookページは、テキスト、リンク、画像、動画など、どんなフォーマットにも対応しています。
SNS運用の最終目的は売上や利益の拡大であることがほとんどです。
その効果をもっとも確実に出しやすいのがSNS広告運用です。
SNS広告は細かいターゲティングで少額から運用可能ですので、しっかりしたノウハウさえあれば、予算をかけたぶん一定の効果を期待できるでしょう。
出稿するSNSのユーザー層が自社の商品やブランドのターゲット層と重なるならば、広告は有効な手段となります。
広告予算をかけられる場合、まずはFacebookから検討しましょう。Facebookはターゲティングに使える項目が多く、細かい設定が可能だからです。
Twitter、Instagram、Facebookのおすすめの運用方法
Twitter、Instagram、Facebookのおすすめの運用方法を紹介します。
Instagramの運用方法
エンゲージメント率は、「いいね!」やコメント、コメントへの「いいね!」、投稿の保存、DM返信、DM経由での送信などです。
関心と親密度を計算するアルゴリズムでリーチがコントロールされているため、エンゲージメント率が高いほどリーチやインプレッションも伸びやすくなります。
質の高いクリエイティブにこだわる
ハッシュタグを効率的に使い、世界観を考えた質の高いクリエイティブにこだわることが大切です。
エンゲージメントを測定するために、フォロワー内の選ばれたグループに表示されるため「いいね!」などのエンゲージメントが得られるクリエイティブにしましょう。
アカウントの世界観を意識する
アカウントページの見た目はフォロー率に大きく影響します。
ユーザーはアイコンやプロフィール文面、ハイライト、フィード画像の世界観の統一性や雰囲気によってフォローするかどうかを決定します。
ブランドの世界観を意識し、統一感や見せ方の工夫をしましょう。
インサイト機能の活用で徹底的に分析する
Instagramにはインサイト機能があります。インサイト機能を活用し徹底的に分析し投稿の改善に活かしましょう。
アルゴリズムを理解し評価してもらう
質の高い投稿を親和性の高いユーザーに積極的に届けることで、エンゲージメント率が上昇します。
アルゴリズム上の評価があがることでリーチ率も高まることを理解しておきましょう。
Instagramでは質の高い写真とハッシュタグ活用がポイントになります。
エンゲージメントを得られる質の高い投稿を一定の頻度で定期的に投稿し、アルゴリズム上の評価を高めるとリーチ率も安定します。
投稿の改善でインプレッションの拡大を目指す
投稿してすぐのエンゲージメントの伸びがリーチやインプレッションに影響します。
閲覧されやすい曜日や時間帯を分析し、ユーザーが見てくれる投稿タイミングを探ることが重要です。
Twitterの運用方法
Twitterは「インプレッション率」 ツイートのタイミングが重要です。Twitterの運用方法を紹介します。
リアルタイム性、ターゲットの趣味嗜好を意識する
Twitterは趣味・関心でつながりコミュニケーションが行われるSNSです。
ターゲット像を明確に定め、ターゲットの趣味嗜好を意識したコンテンツをしっかりと考える必要があります。
また、リアルタイム性という特徴を活かし、この瞬間だからこそ投稿できる内容や、時流に乗った内容のツイートを行いましょう。
ユーザーと密にコミュニケーションを取る
Twitterでは、自社名や製品名、サービス名、店舗名などで検索することで、ユーザーがどのように話題にしているかを知ることが可能です。
その際に困っている人や、疑問をもったツイートをしている人にさり気なく返信をしたり、商品をほめている人がいればお礼を返信したりし、ユーザーと密にコミュニケーションをとりましょう。
またツイートでアンケートを作ることもできるので、アンケートやエゴサーチでユーザーとの距離を縮めましょう。
Facebookの運用方法
Facebookの重要指標は「リーチ率」です。投稿の改善で成果向上します。
Facebookの運用方法を紹介します。
投稿内容に合わせた投稿種別
Facebookには、「テキストのみ」、「テキストと画像」、「テキストと動画」、「テキストとリンク」、複数枚の写真をまとめて投稿できるアルバム機能など、複数の投稿種別があります。
テキストにしっかり情報を載せることを基本にし、投稿の目的やコンテンツ企画に応じて最適な表現を選びましょう。
テキストの改善に注力する
テキストのみより、画像や動画などの投稿のほうがリーチを伸びやすいと言われています。
ライブ動画は表示される優先順位が高いアルゴリズムといわれています。
しかし外部サイトへのリンクが含まれるものは、Facebook内で完結するコンテンツよりも優先度が下げられます。
Facebookは、役に立つ情報、トリビアなどの知識欲を刺激するような情報発信に反応が高い傾向にあります。
そのため、ほかのSNSと使い分ける際に、Facebookページへの投稿はテキストを充実させる企業が多いようです。
エッジランクを改善する
エンゲージメント率を上げること、検証を重ねてリーチを上げることでエッジランクは高めることができます。
エッジランクを上げるとリーチ率も改善され、リーチ率を重要指標として成果を測ることが大切です。
エンゲージメントが得られる投稿のリーチを広げていくことで、エッジランクが改善されます。
エッジランクが高まると、ページにいいね!をしているのに投稿が届かなくなっていた休眠のユーザーにも再びリーチできるようになります。
現在のSNSマーケティングは、インフルエンサーマーケティングが主流のため、併せてSNSの活用事例も見ていただければと思います。
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